南日本酪農協同「スコールエナジー」Skal ENERGY
乳性炭酸飲料のスコールにカフェイン・アルギニン・ビタミンB6を配合した乳性エナジードリンクを実際に飲んだ感想と評価について
- 発売日:2022年6月7日
- 希望小売価格:税抜150円
- 内容量:250ml缶
ホワイトソーダの王道「スコール」にエナジー成分とスパイスを加えた乳性エナジードリンク「スコールエナジー」
南日本酪農協同から発売される「スコールエナジー」は、ロングセラーで王道のホワイソーダ「スコール」に一般的なエナジードリンクの成分となるカフェイン(40mg/100ml)アルギニン(120mg/100ml)ビタミンB6(3.2mg/100ml)を配合、
さらにスパイス混合エキス(乾燥ケイヒ、乾燥ダイダイ、乾燥ナツメグ、乾燥コリアンダー)を加えた乳性エナジードリンクだ。
元となるる「スコール(Skal)、愛のスコール」とは純度の高い砂糖・植物デンプン由来の果糖ぶどう糖液糖・国産の生乳を原料とする乳等に炭酸を加えた乳性炭酸飲料のこと。
1970年代前半に発売したスコールは、同時期に発売されたカルピスソーダとライバル関係になる存在であり、日本のホワイトソーダ業界でもメジャーかつロングセラーの人気ドリンクなのだ。
都内で現物は買える?
通常のスコールに比べて悪そうなデザインの「スコールエナジー」は、発売当初は九州地方限定、または自社通販サイトでしか買えない状態だった。
しかし2023年になると都内の一部小売店で現物が出回り始め、しばらくすると100円ローソン系のコンビニでスコールエナジーの現物をちらほら目にするようになっている状況だ。
「スコールエナジー」の原材料名と栄養成分表示


名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、乳等を主原料とする食品、スパイス混合エキス(乾燥ケイヒ、乾燥ダイダイ、乾燥ナツメグ、乾燥コリアンダー)/炭酸、酸味料、L-アルギニン、香料、カフェイン、V.B6、V.C、抽出V.E、ナイアシン、V.B1、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12
内容量:250ml
【栄養成分表示 100mlあたり】
- エネルギー 52kcal
- たんぱく質 0.3g
- 脂質 0g
- 炭水化物 12.6g
- 食塩相当量 0.01g
- ビタミンB6 3.2mg
【エナジー成分】
- カフェイン 40mg(1本100mg)
- アルギニン 120mg(1本300mg)
引用元:スコールエナジー 250ml缶
かなり強い薬っぽさがある悪い感じのスコール
「スコールエナジー」のプルタブをあけて香りを嗅ぐと、レッドブルの香りをかなり弱くしたような感じ、そこにホワイトソーダらしいスコールの香りはほとんど無い。
実際に飲むとホワイトソーダの甘酸っぱさに加えて、かなり薬っぽい味が強い。
ホワイトソーダの乳感は後味で少し込み上げてくる程度であり、通常のスコールとはだいぶ異なる、優しさを感じられないどころか悪のスコールだ。
じゃあ「スコールエナジー」がマズいのか?となるとそうでもなく、エナジードリンク好きが飲むホワイトソーダならこの味が正解なのでは?と思う。
ホワイトソーダ味のエナジードリンクならサントリー「ZONe DEEP DIVE」の方がメジャーな存在だが、エナジードリンクとしては「スコールエナジー」の方が格上。
ZONe DEEP DIVEにはエナジードリンクとして重要な「ヤバさ」がなく、スコールエナジーには「ヤバさ」をたっぷり感じるのが乳性エナジードリンクとして格上とする理由になる。
だからといってスコールエナジーは万人にオススメできるような味ではなく、エナドリ好きでない場合は『グェェ...』となるかもしれない。
「スコールエナジー」はそれほどまでに薬っぽい味が強いエナジードリンクなのだ!