ソフトドリンクの鉄人

ドリンクレビュー専門の総合サイト

「スコールみかん」温州みかん果汁を使用した数量限定の果汁入りホワイトソーダとは?実飲レビュー

本ページはプロモーションが含まれています

スポンサードリンク

南日本酪農協同「スコールみかん」Skal MIKAN

和歌山県産の温州(うんしゅう)みかん果汁を使用した乳性炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について

総合評価 スコールの優しく甘酸っぱいミルキー感をベースに濃いめのみかん味がメインです。
みかんの主張が強いのでスコールのホワイトソーダらしさは弱め、スコール好きにとっては『これじゃない感』があると思います。
  • 商品名:スコールみかん
  • 種類別名称:乳性炭酸飲料
  • 内容量:500ml
  • 保存方法:常温保存
  • 賞味期限:180日間
  • 発売日/販売地域:2023年3月7日(火)/全国
  • 希望小売価格:税抜165円

スコールみかん

乳感と温州みかんがマッチした春の乳性炭酸飲料「スコールみかん」

南日本酪農協同から2023年3月7日に数量限定で発売した「スコールみかん」は、温暖な気候で育てられた甘くてまろやかな和歌山県産の温州みかんを使用した果汁率1%の乳性炭酸飲料だ。

スコールみかん

温州みかんとは? 温州みかん(うんしゅうみかん)とは日本の一般的なみかんの総称、ごく普通のみかん。中国の温州地方由来の品種との俗説があるも実態は不明。2010年代に行われた遺伝研究により母系種はキシュウミカン、父系種はクネンボと明らかになった。

温州(うんしゅう)みかんと聞くと、何だかか特別なミカンをイメージしがちだが、実はごく普通のありふれた一般的なみかん、つまり和歌山県産ぐらいしか特徴がないのだ。

「スコールみかん」の原材料名と栄養成分表示

スコールみかん,原材料名
スコールみかん,栄養成分表示

品名:炭酸飲料

原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、うんしゅうみかん果汁、乳等を主要原料とする食品/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、着色料(黄4、黄5)

内容量:500ml

【栄養成分表示100mlあたり】

  • エネルギー 45kcal
  • たんぱく質 0.3g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 11.0g
  • 食塩相当量 0.02g

引用元:スコールみかん PET500mlパッケージ

スコールといえばカルピスソーダのようなホワイトとソーダが有名だが、数量限定で果汁系フレーバーやスコール味の乳性炭酸エナジードリンクなどを発売している側面もある。

さらにスコールは南日本酪農協同の許諾によりコカ・コーラの自販機で販売するコカ・コーラ版スコールも存在、ポッカサッポロではアルコールを含んだスコールホワイトサワーもあり、混乱する人も多いだろう。

みかん味濃いめの優しい微炭酸

スコールみかん,ペットボトルキャップ

「スコールみかん」を開栓して内容液の香りを嗅ぐと、完全にみかんジュースの香りしかせず、ホワイトソーダのミルキーな香りがゼロ。

このようなホワイトソーダの香りをゼロにしたスコールは、シリーズの中でも意外に珍しい存在だ。

実際に飲むとスコールの優しく甘酸っぱいミルキー感をベースに濃いめのみかん味がメイン。

炭酸はスコールらしく微炭酸で爽やかに仕上げてある。

乳性炭酸飲料っぽさは後味で込み上げてくるようになっており、全体を通してみると温州みかん味が強いのもあってかスコールらしさが弱い。

これだと通常のスコール好きにとっては『コレじゃない感』があるはずで、まずくはないけどリピート購入率は低いように思える。

そうなると「スコールみかん」を数量限定での発売は正解だろう。

春の乳性炭酸飲料については不明、南日本酪農としては春にぴったりの...としているが、春らしさは感じられないのが本音だ。

そもそもミカンの旬は春ではなく冬、広報が何かを間違えたのかもしれない。