エナジードリンクの味を表現する時によく使われる「ケミカルな味」
このケミカルな味って一体なに?と思う方も多いでしょう。
一般的に味覚とは甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5種類で構成され辛みや渋みなどは味覚に分類されていません。
そうなるとケミカルな味も5種類を組み合わせた味+αということになるのですが、ケミカルな味とは人によって感じ方が違うものがまず大前提です。
それでも一般的にケミカルな味と呼ばれるものは以下の通り...
- 化学調味料・うまみ調味料
- 人工甘味料
- 海外のグミや飴
- エナジードリンク
- 薬(シロップ)
この中で出てくるエナジードリンクがまさにケミカルな味と表現されることが多く科学的で人工的な雰囲気のする味とても申しましょうか、
ケミカルな味を不味いとする人もいれば美味いとする人もおりまして多少なりとも中毒性がある要素を含む科学的・人工的な味、それでいて美味いと評価する味わいをケミカルな味とするのが分かりやすいと考えています。
エナジードリンクを「魔剤・薬っぽい・毒々しい」と表現する当サイト
当サイトではエナジードリンクの味を表現する際にケミカルな味を使うこともありますが、エナジードリンクを飲み慣れていない方や初めての方に「ケミカルな味」と表現しても全く伝わらないのでは?と考えています。
そこでエナジードリンクにおけるケミカルな味を「魔剤・薬っぽい・毒々しい」と表現するようにしておりまして、その中でもエナジードリンクにおけるケミカルな味の表現に最も適しているものが「薬っぽい」になります。
薬っぽい味とは子供が飲むシロップの薬をイメージした味のことですが、それだけでは味の表現が伝わりにくいので甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5大味覚などを加えて表現しています。
甘味・酸味に中毒性がある旨味、自然には無さそうな味わいがケミカルな味のエナジードリンク
エナジードリンクの味を表現するのに分かりやすい味覚が甘味と酸味、
この2つが一般的な炭酸飲料・ソフトドリンクに比べて濃いめであるのがエナジードリンクに多く、
そこに中毒性のある化学的な人工的な旨味(ケミカルな味)が加わってモンスターエナジーやレッドブルのような味わいと考えるのが分かりやすいと思います。
自然界になさそうな味をケミカルな味とだけしてしまうと分かりにくく、やはり魔剤感や毒っぽさ、そして薬っぽさといった補助的な表現は必要とも考えています。
※実際に魔剤ではなく、薬でもなく、毒でもない、あくまで”〇〇風”な表現
果汁入りのエナジードリンクになるとケミカルな味だけでは表現できない
エナジードリンクには果汁を含むフルーツフレーバーのエナジードリンクが多く存在します。
またしょっぱさを加えたスポーツドリンク風のエナジードリンクもあるのでエナジードリンクの味を表現するにあたって「ケミカルな味」だけでは不十分な状況になってきているのもエナジードリンクの現実です。
- ケミカルなマンゴー味
- ケミカルなコーラ味
例えば上二つの表現を見て味のイメージができるかどうか?
海外のグミ、例えばハリボのコーラグミやフルーツミックスグミならなんとなくイメージできるでしょう。
ハリボのコーラを表現するなら「甘くてコーラ味で人工的な味わいで癖になるグミ」と表現するのが分かりやすいのではないでしょうか。
それを海外のお菓子の味と簡単に表現しても一応は伝わりますが、それでは単調な味のイメージしかできません。
ならばエナジードリンクもまたケミカルな味と一言で済ませるのではなく、ケミカルな味の内容を出来るだけ文字で表現するほうが分かりやすいのでは?
と、当サイトは考えています。