南日本酪農協同株式会社「スコール 完熟ゴールドパイン」
愛のスコール(SKAL)に完熟ゴールデンパイン果汁をブレンドした果汁入り乳性炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について
スコールのパイン味は季節限定発売、夏季シーズンしか発売されていません。
スコール完熟ゴールドパイン(SKAL GOLD PINE)
南日本酪農協同株式会社の”愛のスコール”ブランドから2021年6月22日に新発売された「スコール 完熟ゴールドパイン」は老舗の乳性炭酸飲料スコール(SKAL)に完熟ゴールデンパイン果汁1%を加えた果汁入りの乳性炭酸飲料だ。
日本における乳性炭酸飲料、いわゆるホワイトソーダの王道たる存在はカルピスソーダとスコールになり、スコールは1972年から、カスピソーダは1973から販売開始されている二大巨頭かつロングセラーのホワイトソーダになる。
カルピスソーダは乳酸菌・発酵・酵母にこだわり、スコールは乳にこだわるホワイトソーダで果汁を加えたフルーツ系の乳性炭酸飲料のラインナップはカルピスソーダの方がはるかに多いのが現状だ。
しかしスコールとしても黙っているわけではなく、過去には白桃フレーバーのスコールを発売したり宮崎県産の日向夏フレーバーのスコールを発売したりと、ゆっくりだが時代の変化に合わせて新標品を登場させている。
2021年版となる完熟ゴールドパインはスコールファンにとって待望のパイナップルフレーバーとなり期待値は高め、
もちろんライバルのカルピスウォーターもパイナップル果汁入りの商品を発売している現実がある。
しかもカルピスソーダ贅沢ゴールデンパインは果汁10%でかなり美味いドリンクだった。
スコール 完熟ゴールドパインがライバルの味にどこまで迫れるのか、乳×パインの魅力をどこまで引き出せているのか?
この辺りが評価の決め手になりそうだ。
「スコール 完熟ゴールドパイン」の原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、パインアップル果汁、乳等を主要原料とする食品/炭酸、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK)、着色料(黄4)
内容量:500ml
【スコール 完熟ゴールドパインの栄養成分表示100mlあたり】
- エネルギー 45kcal
- たんぱく質 0.3g
- 脂質 0g
- 炭水化物 11.0g
- 食塩相当量 0.02g
南日本酪農協同株式会社「スコール 完熟ゴールドパイン」500mlPETパッケージより引用
ネットやSNSでスコール 完熟ゴールドパインへの評価を調査すると、とくにSNSでは美味い!と高評価を得ている状態となっている。
ただ思うにSNSで高評価されている理由はそもそもスコールファンが高評価しているように思えるところ、これは以前に発売されたスコールのパイナップル味も似たような状態だった。
パイナップルフレーバーの飲料は年間通してのラインナップが少ないのが難点だ、じっくり味わってみよう~!
パイン飴をホワイトソーダにした味わい、美味い!
スコール 完熟ゴールドパインのペットボトルキャップをあけて香りを嗅ぐとフレッシュなパイナップルの香りがツ~んと漂ってくる、これは美味そうな香りだ。
実際に飲んでみると甘酸っぱいパイナップル味をメインにほのかなミルク感、微炭酸のシュワっとした刺激がまじり合いパイン系ホワイトソーダとして完成された味わいになっている。
カルピスソーダとはひと味違う美味さだ!
またパイナップルのツ~ンとした感じも上手に表現されており、パイン飴をホワイトソーダ仕立てにした雰囲気もある。
この味ならスコールファンが美味いと高評価しまくるのも頷ける話、かつパイン飴ファンも納得できる美味さだろう。
できればレギュラー商品として欲しいところだがパイナップル系のドリンクは夏季限定が多いのが難点、スコール 完熟ゴールドパインも恐らく夏季のみとなると想像できるのが残念なところだ。