スクアート(Squirt)
メキシコ発祥のカクテル「パロマ」の元になるグレープフルーツ炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について
メキシコ合衆国・スクアート(Squirt El de Toronja)
メキシコ合衆国からの輸入飲料スクアート(Squirt El de Toronja)は濃縮グレープフルーツエキスを使用した炭酸飲料、
「Squirt」の意味は噴出や潮吹き、「Toronja」はスペイン語でグレープフルーツを意味する言葉なのでグレープフルーツの潮吹き、グレープフルーツが噴出のような意味を持つメキシコのドリンクなのだ。
メキシコにおいてスクアートはポピュラーな甘すぎないグレープフルーツ炭酸飲料とされており、テキーラとスクアートをブレンドして作るカクテルがパロマ(パローマ)になる。
本場メキシコのパロマは塩やライムも加えたカクテルだが基本はスクアートを必ず使うのがお約束となっている。
パロマに欠かせないスクアートとはいってもそのまま飲めば炭酸飲料、アルコール分は含まれないグレープフルーツのソフトドリンクなのだ。
スクアートの原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料(スクアート)
原材料名:砂糖、濃縮グレープフルーツエキス/クエン酸、安息香酸Na
内容量:355ml
原産国名:メキシコ
輸入者:株式会社カサナチュラル
【スクアートの栄養成分表示(100mlあたり)】
- 熱量 38kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 9.5g
- 食塩相当量 0.03g
スクアート355ml缶パッケージより引用
スクアート(Squirt)が日本に入ってきたのは2021年3月、
そこから輸入食材を扱う小売店や大手スーパーの大型店舗(イオンなど)、大手インターネット通販サイトでスクアートの発売が始まった。
ただし輸入飲料もあってか1本価格220円以上の小売価格...もはやエナジードリンク並の価格になっている。
パロマを出すバーでは必須となるスクアート、それをソフトドリンクとして、たんなる炭酸飲料としてグビグビ飲むのは勿体ない行為のようにも思える。
それでも実際に飲んでどのような味なのか?を確かめてみよう!
アクエリアスとグレープフルーツをブレンドして炭酸を突っ込んだ味、うまい!
スクアートのプルタブをあけて香りを嗅ぐとグレープフルーツの香りはごくわずか、柑橘系のカボスっぽい香りがほのかに香っている。
実際に飲んでみると「甘さ・酸っぱさ・しょっぱ」の3つがあり、スポーツドリンクのアクエリアスにグレープフルーツをブレンド、そこに炭酸をぶち込んだような味がする炭酸飲料だ。
スクアートは味も濃く、かなりジャンキーな風味がするグレープフルーツ炭酸...なんて言えばゲテモノ炭酸っぽく聞こえるだろう、
だがしかし美味い!
旨さのポイントはしょっぱさ、この塩っぽさがグレープフルーツ味の甘さを引き立ているのだろう。
だからこそスポドリにグレープフルーツ炭酸をぶち込んだ味に、濃くジャンキー味でなんだか体に悪そうな雰囲気がするけど美味い、じゃあテキーラを加えてカクテルに...
なんてメキシコ人が考え付くのも分かる話だ。
小売価格1本220円以上もするスクアート、濃い味のジャンキー系炭酸が好きな人はぜひ一度試して欲しい。