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「オランジーナ エアリー」はリニューアル前と何が違う?実飲レビュー

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オランジーナ エアリー,ORANGINA Airy

サントリー「オランジーナ エアリー」ORANGINA Airy

発売10周年でフルリニューアルした「オランジーナ」を実際に飲んだ感想と評価について

発売10周年の「オランジーナ」をフルリニューアル、2022年から 「オランジーナ エアリー」として生まれ変わる

サントリーから2022年5月24日に発売された「オランジーナ エアリー」は、2012年に発売されたロングセラー商品「オランジーナ」の果実の満足感はそのままにフルリニューアル、より軽やかな飲み心地にした果汁率12%の炭酸飲料だ。

総合評価 リニューアル前のオランジーナと比べて薄味に、軽い飲み心地に仕上がっています。前のほうが美味かったと思えるので、当サイトでは低評価です。

オランジーナエアリー,パッケージデザイン

オランジーナエアリーはオレンジを中心にレモン・マンダリンオレンジ・グレープフルーツをブレンド。

オランジーナに比べて糖質25%オフにすることで果実の満足感はそのままに、より軽やかな飲み心地へリニューアルされている。

オランジーナとは?日本仕様とフランス仕様の違い

オンランジーナとは、1936年にアルジェリアで発売された炭酸飲料。その後はフランス本土で広まり国民的炭酸飲料の存在に。

日本では2012年にサントリー仕様の日本版オランジーナを発売、フランス仕様のオランジーナと原材料が異なり、日本仕様は果実の量が少ない。

フランスの国民的炭酸オランジーナは濃厚でジューシーなオレンジ炭酸として人気があり、日本のオランジーナはフランス仕様に比べて薄味とされている。

オランジーナエアリーの原材料名と栄養成分表示

オランジーナエアリー,原材料名
オランジーナエアリー,栄養成分表示

品名:12%混合果汁入り飲料(炭酸ガス入り)

原材料名:果実(オレンジ、レモン、マンダリンオレンジ、グレープフルーツ)、砂糖、果実繊維、オレンジピールエキス/炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)

原材料原産地名:ブラジル製造、アルゼンチン製造(オレンジ果汁)

内容量:420ml

【栄養成分表示(100mlあたり)】

  • エネルギー 30kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 7.5g(糖質 7.5g、食物繊維 0g)
  • 食塩相当量 0g

サントリー「オランジーナエアリー」PET420mlパッケージより引用

オランジーナエアリーの容器・サイズのラインアップは160ml缶、420mlペットボトル、1.2Lペットボトルの3種類

希望小売価格は160mlが70円、420PETが140円、12.LPETが340円。インターネット通販では希望小売価格より3割程度安く買える状態だ。

リニューアルで薄味に

オランジーナエアリー,ペットボトルキャップ

オランジーナ エアリーを開栓して香りを嗅ぐと、オランジーナらしいフレッシュなオレンジの香りに。

香りはリニューアル前と変わらないと思える。

実際に飲んでみると、オランジーナらしい柑橘系ミックスな味わいに、オレンジピールのほろ苦さが少々、ジューシーに飲める微炭酸...

なのだが、リニューアル前と比べて明らかに薄味になっている。

オランジーナ エアリーは決してマズい評価ではない。

確かに軽い飲み心地に仕上がっていることも事実だ。

だがリニューアル前に比べて「薄味&軽い飲み心地」は、オランジーナとしてアリなのか?と思える部分が大いにある。

そもそもジューシーで濃い味のオレンジミックス柑橘炭酸がオランジーナの魅力だったはず、フランス版のオンランジーナはリニューアル前の日本版オランジーナより濃い味とされているのだ。

それをここまで薄く軽くしてしまうと、本場の味からほど遠くなってしまうのではないだろか、それはユーザーが求めているオランジーナの味から離れているのではないか?

こんな風に思えるのだ。

とはいえ大企業サントリーが持つ有名ブランド「オランジーナ」が日本上陸から10周年を迎える節目で下した決断と方向性が「オランジーナを薄く軽く=オランジーナエアリー」ということ。

きっと勝算があっての大リニューアルのはず、当サイトの評価ではオランジーナ エアリーは低評価になるが、今後のシリーズ展開に期待したい。