サントリー「オランジーナ100」
リニューアルされたオランジーナ100を実際に飲んだ感想と評価について
オランジーナ100は終売しています
果汁分100%による濃厚なオレンジ炭酸が味わえる「オランジーナ100」
サントリーから発売される果汁分100%のオランジーナ「オランジーナ100」が2020年4月7日からリニューアル販売された。
オランジーナ100は通常のオランジーナとは違うもの、基本的には通常版よりも濃い味のオランジーナとなり前モデルのオランジーナ100との変更点は以下の通り
- コールドプレスオイルを使用
- 砂糖不使用に変更
コールドプレスとはオレンジなどの柑橘系の精油でよく使われる圧搾法でその中でも熱を加えずに抽出する方法が低温圧搾法(コールドプレス)になる。
ただオランジーナ100のニュースリリースをみると低温で果実の皮から抽出した香り成分とななるもの、要は熱による変質や劣化を防ぐので香りが良いというころなのだろう。
オランジーナ100の炭酸は通常版と同じく微炭酸仕立てだ、果汁多めの微炭酸飲料とは細かい炭酸と果汁や酸味が舌にへばりついて唾液をじゅんわり分泌させるドリンクが多い。
さてリニューアルとなったオランジーナ100はどうだろうか、評価のポイントは砂糖不使用とオランジーナの特徴であるほろ苦ビターテイストになるはずだ。
サントリー「オランジーナ100」の原材料名と栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:果汁(オレンジ、ぶどう、レモン、マンダリンオレンジ、グレープフルーツ)、オレンジピールエキス/炭酸、香料、ビタミンC
原料原産地名:ブラジル製造、アルゼンチン製造(オレンジ果汁)
【オランジーナ100の栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 51kcal
- たんぱく質 0.6g
- 脂質 0g
- 炭水化物 11.8g(糖類 10.8g)
- 食塩相当量 0.01g
- ビタミンC 34~175mg
オランジーナ100 300mlPETパッケージより引用
オランジーナ100はオレンジのみの味わいだと思っている人もいるだろう、だが内容はオレンジをベースに白ぶどう、レモン、マンダリンオレンジ、グレープフルーツをブレンドした果実炭酸なのだ。
またリニューアルされたオランジーナ100のパッケージにはやさしくゆっくりひっくり返して飲むのがよいと記載されている。
パッケージ記載のボナペティ(bon appetit)とは「召し上がれ」という意味で使われているフランス語、いちいちお洒落である。
濃い味の本格オレンジ炭酸の魅力、頂点を極めたオランジーナとよべる
ゆっくりひっくり返した後、オランジーナ100を開封して香りを嗅ぐとかなオレンジの香りが強い、いかにも味が濃そうな香りだ。
実際に飲むとかなり濃いオレンジ味に微炭酸が絡み合いインパクトの強い味が味覚を刺激する。
酸味はかなり強めとなっており唾液が留まることなく分泌しまくりだ、どうやらオランジーナ100はオレンジ炭酸飲料の頂点に登りつめてしまったようだ。
過去最高傑作のオレンジ炭酸との評価に値する。
だがオランジーナの特徴であるビターテイスト(ほろ苦)感は弱めになっている、この辺りが通常版のオランジーナと圧倒的に違うところだ。
甘さについては素材本来の優しい甘さ、砂糖不使用でよくここまで仕上げたものだと感心しかできない...まじで美味い。
気に入らない点をひとつあげるなら300mlの内容量だ、こんな美味いオレンジ炭酸はグビグビ飲みたくなって当たり前、もうちょっと増やして欲しい。