チェリオ「メガ700ホワイトソーダ」
大容量の太短ペットボトル”メガ700シリーズ”最新作ホワイトソーダを実際に飲んだ感想と評価について
「メガ700ホワイトソーダ」は終売しています
チェリオ「メガ700ホワイトソーダ」
チェリオから発売の大容量700mlサイズシリーズのペットボトル炭酸「メガ700ホワイトソーダ」が登場した。
メガ700シリーズは数量限定もあってか市場に登場した時は小売店のドリンクコーナーを華々しく派手に占領するものの、ある程度期間が過ぎると何事もなかったかのようにサーっと棚がら消えていくドリンクだ。
ただ今回新登場したメガ700ホワイトソーダはこれまでのシリーズのようにかき氷シロップと同じやり口ではなさそうなのがポイント、
脱脂粉乳が含まれておりカルピスソーダのようなコクがあるかどうか?が気になるところだ。
※かき氷シロップは全て同じ味、色が違うだけ
チェリオとしては
『甘すぎず、やさしい爽やかな味わいです。大容量ですので、ごくごくお飲みいただけます』
なんて表現をしており自分で美味いとはいってないのが気になるところ。
というのもチェリオのメガ700シリーズはお世辞にも美味いとはいえないドリンクで大容量の炭酸飲料を格安でゴクゴク飲めるぜ!ってのが最大の魅力、
味を求めるなら他を飲んだ方がいいんじゃね?なんて雰囲気で意識低い系ドリンクとしての立ち位置も確立しているのだ。
意識低い系ドリンク
意識低い系ドリンクなんて表現をすると悪口を言ってるように思う人もいるだろう、だが商品のブランディングで考えれば実はアリな戦略。
今となっては意識低系ドリンクの域を完全に超えてしまったがポッカサッポロの「がぶ飲みシリーズ」は意識低い系ドリンクとして知名度が高く、新商品を出せば話題になる、結果的に売れていた。
かつては自販機でひっそり売られていたがぶ飲みシリーズ、今ではコラボドリンクやエナジードリンクまでラインアップするメジャーなブランドへと変貌したのだ。
こう考えるとチェリオがメガ700シリーズを出し続けることに意味と戦略があると考えるのが当然の話、どこかの段階で味のランクを一気に引き上げてくるだろうと僕は予測している。
チェリオ「メガ700ホワイトソーダ」の原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、脱脂粉乳/炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)
内容量:700ml
【メガ700ホワイトソーダの栄養成分表示(製品100mlあたり)】
- エネルギー 13kcal
- たんぱく質 0.2g
- 脂質 0g
- 炭水化物 3.1g
- 食塩相当量 0.02g
チェリオ「メガ700ホワイトソーダ」700mlPETパッケージより引用
チェリオ「メガ700ホワイトソーダ」はスーパーやコンビニなど小売店で現物購入だが売ってない・見つけられない人も多いはずだ。
チェリオの有名ドリンクであるライフガードはどこでも売ってるのにメガ700がない...
そんな時はコンビニのローソンにいくのがベスト、ローソンは(100円ローソンも含む)メガ700シリーズの新作がけっこう入荷するコンビニなのだ。
後味に人工甘味料の甘さが残るがホワイトソーダとして十分な味、一気にレベルを引き上げてきたチェリオメガ700ホワイトソーダ
メガ700ホワイトソーダのペットボトルキャップをあけて香りを嗅いでみるとコカ・コーラのアンバサに近い香りだ、乳性炭酸飲料の王道に近い香りとなっておりこれまでのメガ700シリーズとは違う何かを感じる。
実際に飲むと人工甘味料の甘さが後味に残るもホワイトソーダの味はしっかりと表現できている。
ホワイトソーダとしての味の濃さは少々薄めで水っぽさあり、カルピスソーダに比べればコクは弱く味も劣るが炭酸の強さやキメの細かさはカルピスソーダと似たようなレベル...つまりしゅわっとほぐれるのだ。
メガ700ホワイトソーダはこれまでのシリーズにあった同じ味で色だけ違うようなドリンクではなくちゃんと味がするドリンクに仕上げてきた感じ、一気にレベルを引き上げてきたと評価できる。
それでいて価格が安く700ml大容量なのだからコロナによる景気の低迷期に売上を伸ばす可能性があると僕は考えている。
これまではお兄ちゃんと弟で自販機で一人一本で買っていたカルピスソーダ、
それが突然に『二人で1本飲める安いホワイトソーダをローソンで見つけたよ~』『いまコロナでみんなお金ないもんね、節約節約!』なんて明るい表情で子供に言われた日には奥歯をグっと噛みしめて涙をこらえる親もいるかもしれない。
チェリオはメガ700ホワイトソーダの発売から売上や出荷を分析して今後どのような方向性をとるのか、ドリンクマニアとして注目していきたいところだ。