サントリー「ZONe FIREWALL ゾーン エナジードリンク」
デジタルパフォーマンスを上げるとされるエナジードリンクを実際に飲んだ感想と評価について
ZONe FIREWALLは、ZONe公式サイトにて2022年8月現在out of stock(在庫切れ)になっています。
超没入エナジードリンクとしてデジタルパフォーマンスの向上に、ゲーミングエナジードリンクとしても
サントリーから2020年5月12日に正式発売されたエナジードリンク「ZONe(ゾーン)」シリーズは”デジタルパフォーマンスの向上に”をコンセプトに超没頭エナジードリンクとして2種類をラインナップ、
赤い缶のZONe FIREWALL(ゾーンファイヤーウォール)と黒い缶のZONe(ゾーン)になる。
今回飲むのは赤い缶のZONe FIREWALL(ゾーンファイヤーウォール)、パッケージデザインにデジタル機器の電源ボタンを大きく配置しており正式発売前のβ版の頃にはゲーミングエナジードリンクなんて呼ばれたりしていた。
正式発売という事でVer1.0.0と表記、たんなるエナジードリンクではなくデジタルな雰囲気の付加価値を加えてキャラクターまで作っている。
ドリンク業界におけるエナジードリンク市場は盛り上がり続ける現状の日本、今では大手スーパーのPBエナジードリンクは当たり前の世界だ、新しい価値観による付加価値戦略を行わなければサントリーとて難しいものがあるのだろう。
だがサントリーのエナジードリンクにおける付加価値戦略は今回飲むZONeが初めてではない、以前にも独特の世界観を表現した「スティングエナジーゴールド」を発売しているのだ。
スティングエナジーゴールドの世界観は確かに独創的、他にはないものを感じる部分はあったのだがそれ以前にコカ・コーラエナジーが独特の世界観付加価値方式エナジードリンクをやっている。
サントリーがやり口を真似したかどうだか知らないが、スティングエナジーゴールドはあまり話題にはならなかった。厳しい評価をすれば付加価値の創造に失敗したと言えるだろう。
そこで今回正式発売となったZONe、やはり独特な世界観とキャラクターでデジタルパフォーマンスの向上エナジードリンクといったコンセプト、新しい価値観で付加価値のあるエナジードリンクに挑戦...なんて風に僕は見ている。
問題は味だ、β版、Ver1.0.0...なんてまで煽っておきながらレッドブルやモンスターエナジーと同じ味なら幻滅してしまう。
【これまでに発売されたZONeエナジー】
- ZONe Ver.1.3.9(2020年5月12日発売)Ver.2.0.0(2021年6月8日にカフェイン増量)
- ZONe Firewall Ver.1.0.0(2020年5月12日発売)
- ZONe Unlimited ZERO Ver.1.0.0(2020年12月8日発売)
- ZONe DEEPDIVE Ver.1.0.0(2020年9月8日発売)
- ZONe Utipia Ver.1.0.0(2021年2月16日発売)
- ZONe mad_hacker Ver.1.0.0(2021年4月27日発売)
- ZONe Trance Ver.1.0.0(2021年6月15日発売)
- ZONe QUICK BOOST(2021年7月発売)
- ZONe Infinity Gate Ver1.0.0(2021年8月31日発売)
- ZONe graffiti holic Ver1.0.0(2021年10月26日発売)
- ZONe INVISIBLE SNIPER(2021年12月14日発売)
- ZONe TOUGHNESS Ver.1.0.0(2022年2月15日発売)
- ZONe Ver.2.2.0 type-T(2022年4月5日発売)
- ZONe QUICK BOOST Utipia(2022年4月5日発売)
- ZONe COLD SLEEP Ver.1.9.6(2022年5月10日発売)
- ZONe Endless Night(2022年8月2日発売)
- ZONe BLOOD(2022年10月4日発売)
- ZONe Ver.3.0.0(2022年11月1日発売)
- HYPER ZONe ENERGY(2022年11月1日発売)
- ZONe ENERGY REVENGE(2022年12月20日発売)
- ZONe ENERGY Big Luck(2023年1月10日発売)
- ZONe ENERGY HAPPPPPY TEA(2023年2月28日発売)
- ZONe ENERGY FRUITS MIX BOOST(2023年4月4日発売)
- HYPER ZONe ENERGY ZERO(2023年4月4日発売)
- ZONe ENERGY Crazy Vacanses(2023年6月6日発売)
サントリー ZONe FIREWALL(ゾーンファイヤーウォール)の原材料名と栄養成分表示


名称:炭酸飲料
原材料名:砂糖(国内製造)、ぶどう糖、果糖ぶどう糖液糖、パラチノース/炭酸、酸味料、香料、アルギニン、着色料(ベニバナ黄、クチナシ)、保存料(安息香酸Na)、カフェイン、ナイアシンアミド、塩化K、ビタミンB6、甘味料(スクラロース)
【サントリー ZONe FIREWALLの栄養成分表示(1本500ml当たり)】
- エネルギー 270kcal
- たんぱく質 0.5g
- 脂質 0g
- 炭水化物 67.0g -糖類 65.5g
- 食塩相当量 0.10g
- ビタミンB6 5.0mg
- ナイアシン 50mg
【エナジー成分】
- アルギニン 500mg
- パラチノース 5.0g
- ぶどう糖 10.0~40.0g
- カフェイン 75mg
サントリー ZONe FIREWALL 500mlパッケージより引用
一応エナジー成分はそれっぽく整っている、だがカフェイン量が少ないのでは?とおもうところありだ。
これはゲーミングエナジードリンク的な雰囲気やデジタル作業中にチビチビ飲むような感じなのだろうか?
エナジードリンクを飲む人はガツンと、グイっと一発飲んで...の人が多いと思うのだがどうなのだろうか、もはや実際に飲むしかない!
モンスターエナジーをマイルドに、優しく飲みやすくした味わいのZONe FIREWALL
缶上部が黒く塗りつぶされているのはインパクト有り、いかにも効きそうな雰囲気がするもののコカ・コーラエナジーのやり口と同じと言えばそれまでだ。
さっそくサントリー ZONe FIREWALLを開封して香りを嗅ぎまくるとモンスターエナジーに近い香りだ。
実際に飲むと甘さが強く微炭酸のモンスターエナジー味といったところだろう、エナジードリンクっぽく薬感はあるがマイルドで優しい喉越しだ。
ZONe FIREWALL(ゾーンファイヤーウォール)をうまいか?まずいか?と聞かれれば美味い味のエナジードリンクと僕は答える、だが刺激を求めるエナジードリンクとしてZONe FIREWALLは弱い。
デジタルパフォーマンスの向上やゲーミングエナジードリンクについては殆ど関係が無いと思う。
単純にモンスターエナジーの優しい版・マイルド版の大容量エナジーと思えばそれで大体合っているもの、大騒ぎするようなエナジードリンクではない。