コカ・コーラ初のエナジードリンク「コカ・コーラエナジー」
ポジティブなエナジーとの話題のエナジードリンクを実際に飲んで感想と評価をしてみよう
2022年10月現在、コカ・コーラエナジーは公式サイトでラインアップされていますが大手ECサイトでの出品が無く終売している可能性があります。
コカ・コーラのブランド力でエナジードリンク市場に参入「coca cola ENERGY」
令和元年のエナジードリンク市場において話題となるのはコカ・コーラエナジーで間違いないだろう。
コカ・コーラエナジーはエナジードリンクのジャンルにはなるが普通にコカ・コーラを飲む人でも気になるドリンクのはず、何といっても缶パッケージのデザインは先進的でありかっこいい。
190ml缶のコカ・コーラエナジーの競合となるエナジードリンクは185ml缶のレッドブルで間違いなく、販売価格の面ではレッドブル185ml缶よりも安い。
またレッドブル185mlは缶の厚みが薄いのに対しコカ・コーラエナジーは厚みのあるアルミ缶となっている。
薄いアルミ缶のほうが熱伝導率により冷えるのが早いといったメリットがあるがコカ・コーラエナジーはこの点もレッドブルを意識したのだろうか、
厚みのあるアルミ缶にすることにより「強そう」「効きそう」な雰囲気だ。
エナジードリンクは付加価値のある高価格帯飲料もあってかプルタブにデザインを施したりする傾向が強く、コカ・コーラエナジーは缶の上部を真っ赤に塗ることにより他のエナジードリンクとデザイン面でも差別化を図っているのだろう。
コカ・コーラエナジーはTVCMでも独特な雰囲気だ
レッドブルの「翼をさずける」とは全く異なる方向性、赤と黒を基本としたカラーバランスは少し危ないナイトシーンのエナジードリンクのような印象がある。
コカ・コーラエナジーの原材料名と栄養成分表示
コカ・コーラエナジーの原材料名
糖類(果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖)、ガラナエキスパウダー/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、カフェイン、保存料(安息香酸Na)、ナイアシンV.B6
コカ・コーラエナジーの栄養成分表示(100ml当たり)
- エネルギー42kcal
- たんぱく質0g
- 脂質0g
- 炭水化物10.3g
- 食塩相当量0.04g
- ナイアシン1.6mg
- V.B6 0.15mg/カフェイン32mg
コカ・コーラエナジー190ml缶パッケージより引用
強カフェインを売りにするコカ・コーラエナジーは100ml当たり32mgのカフェイン、そして一本当たりカフェイン量は61mgとなっている。
ではレッドブルのカフェイン量は?となるとレッドブルの185mlのショート缶と250mlのロング缶に含まれるカフェイン量は実は同じで80mg、
そう、コカ・コーラエナジーが売りにする強カフェイン61mgはレッドブル185ml及び250mlよりも少ないのだ。
そして100mlのドリップコーヒーのカフェイン量は約60mg、100mlの紅茶で約30mgと考えるとコカ・コーラエナジーは言うほど強カフェインでないことも分かる。
ただし普通のコカ・コーラ160ml缶に含まれるカフェイン量が16mgなのでそれと比べればコカ・コーラエナジーは確かに強カフェインとなる。
強カフェインを売りにするコカ・コーラエナジーのカフェイン量については日本コカ・コーラとしてはあまり触れて欲しくない部分かもしれないが競合するレッドブルと比べないわけにはいかないだろう。
少し濃いめのコカ・コーラ味、エナジードリンク感は少なめ
まるでレッドのアルマイト仕上げのようなアルミ缶上部は男心をくすぐるデザインだ、これはエナジードリンクのもつ”エネルギーがありそう”といったプラシーボ効果の面でも有効、レッドブルに比べて強さを感じられる。
プルタブをあけて香りを嗅いでみるとコカ・コーラを少し薬っぽくしたような香りだ、若干のライム感もある。
実際にコカ・コーラエナジーを飲んでみると少しだけ味の濃いコカ・コーラ味で若干の薬っぽさを感じる味だ、好き嫌いが分かれそうだが僕はうまいと思う。
コカ・コーラエナジーはエナジードリンクにジャンル分けされるドリンクだが基本味がコカ・コーラなのでエナジードリンク感は弱め、炭酸も普通のコカ・コーラと変わりが無い。
飲んでる時に歯がキュキュっとなる感じが少々ある部分も好き嫌いが分かれるだろう。
ただコカ・コーラエナジーをグラスに入れて出されれば通常のコカ・コーラと分からないかもしれない。
コカ・コーラ初のエナジードリンクとして期待大で飲んでみたがそれほど大騒ぎするような味ではなかったのが少々残念だ。