マルコメ「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」
甘酒×抹茶×牛乳のブレンドした甘酒抹茶ラテ風ドリンクを実際に飲んだ感想と評価について
宇治抹茶に糀甘酒の砂糖を使わない自然な甘み、マルコメプラス糀シリーズ「糀甘酒抹茶ブレンド」
マルコメ㈱から発売される125ml紙パックのプラス糀シリーズ「糀甘酒 抹茶ブレンド」は国産米100%の米糀からつくった甘酒に宇治抹茶と牛乳をブレンドしたアルコール分0%の甘酒飲料だ。
宇治抹茶の甘さと糀甘酒の甘さに牛乳をブレンドすることで自然な甘味を表現する甘酒抹茶ラテのような味わい、
それでいて栄養豊富な糀甘酒×抹茶の成分により健康面と美容面を意識する人へどうぞ...とマルコメ㈱は訴求している。
プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンドは乳幼児用規格適用食品ともなる甘酒飲料、小さな子供が甘酒抹茶を飲むかどうかは別にして安全面にも配慮されている甘酒飲料なのだ。
乳幼児用規格適用食品とは平成24年4月1日~厚生労働省によって食品中の放射性物質の基準値として1歳未満の子供を対象とした乳児用食品には一般食品より低い放射性物質の基準値が適用されたものになる(一般食品 100ベクレル/kg、 乳児用食品 50ベクレル/kg)
マルコメ「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」の原材料名と栄養成分表示
名称:抹茶甘酒ブレンド
原材料名:甘酒(米、米こうじ)、牛乳、抹茶/安定剤(セルロース、増粘多糖類)、乳化剤
内容量:125ml
【マルコメ「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」の栄養成分表示(1本125ml当たり)】
- エネルギー 110kcal
- たんぱく質 2.4g
- 脂質 1.6g
- 炭水化物 21.6g
- 食塩相当量 0.22g
- ショ糖 0g
- アルコール 0%
マルコメ「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」125mlパッケージより引用
プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンドへの評価をネット・SNSで調査した結果は概ね高評価、甘酒・抹茶ともに味が濃く甘さもバッチリで美味しいとの声が多い。
ただし甘酒としては美味しいのかもしれないがドリンクとして美味いのかどうか?が分からないところ、甘酒を飲み慣れている・甘酒好きな人が美味いと評価しても世の中には甘酒が苦手な人が多いのもまた事実なのだ。
とくにプラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンドは牛乳を加えることで甘酒飲料なのに抹茶ラテのような味わいをアピールしているドリンクとなれば甘酒が苦手な人でもソフトドリンクのように美味しく飲めるか?
これを評価のポイントとしながら飲んでみよう!
甘酒っぽさゼロ!甘さひかえめのドロっとした抹茶ラテ味
甘酒飲料ということで香りを確認する為に「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」の紙パック上部端を切ってから香りを嗅いでみると甘酒の香りはゼロ、抹茶の香りもほぼ無しとなっている。
これなら甘酒の匂いや風味が苦手な人でも十分にいけるだろう。
ただし内容液の色が少々キモいグリーンなので別容器に注ぐことはせずにストローで直接飲んだほうがベストだ。
実際に飲むと内容液の濃度はドロっとして濃いめだが味は全体的に薄め、なにより驚くのが甘酒の風味・味がゼロとなっており本当に米糀から作ったの?と疑いたくなるほど甘酒っぽさがない、
つまり「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」は甘酒飲料でありながらもソフトドリンクの味わい...否、抹茶ラテの味わいなのだ。
ただ抹茶ラテ味の甘酒とはいっても一般的な抹茶ラテとは異なりまくる。
確かに甘酒×抹茶の自然な甘さはあるものの、例えばチルドカップの抹茶ラテに比べれば甘さは相当にひかえめな方になる。
またプラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンドはドロっとした舌さわりと喉越しもあってかヨーグルトをシェイクして飲む感覚に近い感じもする。
で、結局「うまい?まずい?」
で聞かれればソフトドリンクとして考えると十分に飲める抹茶ラテにはなるが一般的なチルドカップ抹茶ラテに比べれば味は劣ると考えてよいだろう。
じゃあ甘酒としてどうなのか?と聞かれると評価が難しくなる。
プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンドは甘酒を飲んでいる感覚がゼロなので、甘酒が好きな人からすれば低評価になると思うところ。
だが甘酒が苦手な人からすれば「美味しく飲める甘酒、しかも優しい甘さの抹茶味」といった評価になるはずで意見が完全に分かれるはずだ。
僕としては健康と美容を考えて甘酒を始めてみたい、でも甘酒の味が苦手...みたいな人に向いているドリンクだと考えている。
プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンドは単純に抹茶ラテが飲みたい人には向かないし、甘酒が飲みたい人にも向かない...といったマイノリティーな甘酒飲料ではないだろうか。
そんな風に、僕は思う。
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