カゴメ「野菜一日これ一本」紙パック200ml
野菜不足を濃縮チャージしてみたい。
濃縮された野菜の力で野菜不足解消をサポート「野菜一日これ一本」
カゴメの「野菜一日これ一本」は30品目の野菜350g分を濃縮、これにより野菜不足の解消サポートがコンセプトの野菜ジュース、
食塩・保存料の添加物なし、野菜由来のβーカロテン、リコピンが補給で野菜ジュースでも「ベジタブルファースト」といったキャッチコピーを掲げている。
ではベジタブルファーストとは一体何か?となると「野菜ジュースを飲むことで食べすぎ抑制の提案」となっている...やはり野菜ジュースなだけあって健康志向なワードがパッケージに羅列されている部分は伊藤園の「1日分の野菜」と似ている。
恐らく伊藤園とカゴメの野菜ジュース200nl紙パックはスーパーの陳列棚で戦いをしているのだろう、カゴメの野菜これ一本も伊藤園と同じく厚生労働省健康日本21の目標値である1日分の摂取目標量350gをパッケージでうたっており、
食塩、香料、保存料無添加といった部分からもカゴメと伊藤園の争いを感じられずにはいられない。
恐らく野菜ジュースとしての効果は似たようなものだろう、だとすれば決めてはやはり「味」になる。
僕としても野菜ジュースとはいえ味には深くこだわっていくつもりだ。
原材料と栄養成分
伊藤園の野菜ジュースレビューで重要と思える現在量と栄養成分、カゴメも同じく記載しないと一方が有利になってしまう、ただカゴメは公式で原材料の産地を分かりやすく細かく記載している。
原材料
野菜(トマト、にんじん、メキャベツ(プチヴェール)、ケール、ピーマン、ビート、小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、赤じそ、しょうが、チンゲンサイ、カリフラワー、かぼちゃ、アスパラガス、たまねぎ、クレソン、紫いも、あしたば、グリーンピース、ごぼう、とうもろこし、レタス、セロリ、はくさい、キャベツ、だいこん、紫キャベツ、パセリ、なす)、レモン果汁
原材料の産地について
トマト:アメリカ、オーストラリア、スペイン、チリ、トルコ、ポルトガル
にんじん:アメリカ、オーストラリア、日本、ニュージーランド
黄にんじん:ニュージーランド
紫にんじん:チリ、フランス、ニュージーランド
メキャベツ(プチヴェール):チリ、日本
ケール:オランダ、チリ、ドイツ、ポーランド
ピーマン:チリ、ハンガリー、ポーランド
ビート:オランダ、日本、ポーランド
小松菜:日本
ほうれん草:オランダ、ドイツ、ポーランド
ブロッコリー:チリ
赤じそ:台湾
しょうが:台湾
チンゲンサイ:日本
カリフラワー:エクアドル、グアテマラ、メキシコ
かぼちゃ:チリ
アスパラガス:アメリカ、チリ
たまねぎ:オランダ
クレソン:チリ、日本
紫いも:日本
あしたば:インドネシア
グリーンピース:アメリカ、ニュージーランド
ごぼう:台湾、日本
とうもろこし:ニュージーランド、ベトナム
レタス:日本
セロリ:チリ、日本
はくさい:チリ
キャベツ:日本
だいこん:日本
紫キャベツ:アメリカ
パセリ:チリ、日本
なす:日本
レモン果汁:アルゼンチン、イタリア、南アフリカ
こうして細かい原材料の産地を見るとカゴメ「野菜一日これ一本」は世界各国の野菜から出来たワールドワイドな野菜ジュースといったところだろうか、健康面から産地までをも気にする人にとってはありがたい情報だと思う。
栄養成分
【200ml当たり】エネルギー:69kcal、 たんぱく質:2.4g、 脂質:0g、 炭水化物:15.8g、 ナトリウム:0 ~220mg、 糖質:13.7g、食物繊維:2.1g、食塩相当量:0 ~0.6g、カリウム:700mg、カルシウム:27 ~66mg、鉄:0.2 ~1.8mg、マグネシウム:33mg、ビタミンE:2.7mg、ビタミンK:11μg、葉酸:10 ~83μg、リコピン:16mg、β-カロテン:2900 ~13000μg
正直言って僕のような初心者の野菜ジュースユーザーには 栄養成分の詳しい効果までは分からない。
ほんのり甘みを感じるトマトジュース味
さて問題は味だ、それも伊藤園の「1日分の野菜」との違いがポイントになる。これは伊藤園もカゴメも野菜ジュースユーザーも感想が聞きたいところだろう。
基本的にはトマトジュース味がベースになり、食塩無添加だがしっかりと塩を感じられる味わいになっている。この辺はさすが...といったところだ、うまい。
飲み心地はドロドロしておりこれも伊藤園と似ている。
最大の違いは「ほんのりとした甘さ」を感じるところだろう、それと若干のフルーツ味も感じられる。
つまり伊藤園の「1日分の野菜」に比べれば少しだけカジュアルなトマトジュースの味になっているように思う。
伊藤園とカゴメで「うまい、まずい」で考えても甲乙はつけがたい、僕としてはカゴメのほうが初心者向けの野菜ジュース ではないかと感じた。
この辺は両方とも飲み比べてから自分に合う野菜ジュースを決断したほうが良いだろう。
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