カゴメ「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」
発酵技術を用いた人参原料とオレンジ果汁を使用した野菜・果実ミックス飲料を実際に飲んだ感想と評価について
- 発売日:2023年2月28日
- 参考小売価格:税抜188円
- 内容量:330ml
発酵素材を使ってキレイを内側から応援「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」
カゴメの野菜生活100シリーズから2023年2月28日に発売された「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」は、発酵技術を用いた人参原料とオレンジ果汁を使用した砂糖不使用の野菜果実ミックスジュースだ。
発酵技術を用いた人参原料を使用することで同社の「野菜生活100オリジナル」330ml換算比で糖質を30%オフに、
食物繊維と1日350gの約2/3である野菜240g分(2食分)が摂れる「キレイを内側から応援」をコンセプトにしたサポートドリンクの側面もある。
商品名にある「クレンズ」の意味についてカゴメは明言していないが、これが英語の「cleanse」とするなら、清める・清潔にする・浄化する...といったものになる。
商品コンセプトの”キレイを内側から応援”で考えるとクレンジングや清めるようなものをイメージしたクレンズなのだろう。
そこに発酵素材を掛け合わせた「発酵クレンズ」といった造語による野菜生活100の新シリーズといった認識で合っていると思う。
じゃあ発酵技術を用いた人参原料とオレンジ果汁で何がキレイになるのか?といった疑問があるが、そこは”キレイを内側から応援”でオブラートに包んでいる感がある。
「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」の原材料名と栄養成分表示
品名:野菜・果実ミックス飲料
原材料名:野菜(にんじん(輸入、国産)、小松菜、ケール、ブロッコリー、ピーマン、ほうれん草、アスパラガス、赤じそ、だいこん、はくさい、セロリ、メキャベツ(プチヴェール)、紫キャベツ、ビート、たまねぎ、レタス、キャベツ、パセリ、クレソン、かぼちゃ)、果実(うんしゅうみかん、りんご、オレンジ、レモン)、発酵にんじん汁、発酵オレンジ果汁、食物繊維/香料、ビタミンC、クエン酸、(一部にオレンジ・りんごを含む)
アレルギー物質(特定原材料とそれに準ずるもの):オレンジ、りんご
内容量:330ml
【栄養成分表示(1本/330ml当たり)】
- エネルギー 79kcal
- たんぱく質 1.5g
- 脂質 0g
- 炭水化物 20.0g
- 糖質 17.2g
- 糖類 14.4g
- 食物繊維 1.5~4.0g
- ナトリウム 2~269mg(食塩相当量 0.005~0.7g)
- カリウム 250~970mg
- カルシウム 16~63mg
- 鉄 0.1~0.9mg
- ビタミンA 500~3000μg
- ビタミンC 52~230mg
- ビタミンK 0~35μg
- 葉酸 1~87μg
- β-カロテン 5200~26000μg
- ポリフェノール 7~170mg
引用元:野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ 330mlパッケージ
「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」の原材料を見る限りでは、発酵にんじん汁・発酵オレンジ果汁ぐらいしか目立つ素材がなく、通常の野菜生活100シリーズとあまり変わらないように見える。
他は容器が野菜生活100スムージーでなどで使われる330mlの紙パックリキャップぐらいだ。
たんに「発酵クレンズ」と言いたいだけのような商品に思えるが...
実際に飲んでみよう。
さっぱりした味わいのキャロットジュース
「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」を開栓して香りを嗅ぐと、完全にキャロットジュースの香りだ。
これだとニンジン嫌いには少々厳しいかもしれないし、ニンジン嫌いの僕としても苦手でハードな香りになる。
実際に飲むと、さっぱりとしたキャロットジュースの味わいに、ほんのりオレンジ。スムージーっぽさはなくゴクゴク飲める、甘さひかえめなタイプの野菜ジュースといったところだ。
後味に少々のクセがあるのが通常の野菜生活100シリーズと異なる点で、これが発酵にんじん汁と発酵オレンジ果汁のせいなのだろうが、ちょっとした苦みがあり、甘さひかえめなのもあってかジュース感が弱い。
「野菜生活100 発酵クレンズ にんじん&オレンジ」は通常の野菜生活100シリーズよりも野菜感が強く癖も強め、オレンジが入っているからといってもニンジン嫌いには厳しい飲み心地になるはずだ。
その反面、野菜感があり甘くないので飲みながら健康感があるのも事実。
「清める」といった感覚は内にせよ、正しいものを飲んでいる感覚はちゃんとある。