株式会社 匠美「立山の天然水」
5年間の保存が可能なナチュラルミネラルウォーターの保存水を実際に飲んだ感想と評価についてレビュー
北アルプス連峰「立山山麓」花崗岩層の自然ろ過で磨きあげられた「立山の天然水」
株式会社匠美が発売する「立山の天然水」は、北アルプス連峰の立山山麓で花崗岩層からなる自然のろ過装置によって磨きあげられたナチュラルミネラルウォーター。
採水地は富山県中新川郡立山町で、硬度25mg/Lの軟水だが季節により多少の変動がある。
立山の天然水は一般的なナチュラルミネラルウォーターと違い、5年間保存が可能な保存水のナチュラルミネラルウォーターだ。
一般的に保存水とは、高温加熱による殺菌処理をしたもの、細菌が入らないようにボトリングされたもので、ペットボトル容器も厚みがあるものを使用している。
ただし災害用備蓄保存水の記載はなく、「保存用/5年間」とだけ。
軟立山の天然水は軟水なので、日本人が一般的に飲む硬度の水と同じものだ。
「立山の天然水」の原材料名と栄養成分表示
名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:水(鉱水)
内容量:500ml
採水地:富山県中新川郡立山町
販売者:株式会社 匠美
製造者:株式会社 宝水
【栄養成分表示 100ml当たり】
- エネルギー 0kcal
- タンパク質、脂質、炭水化物 0g
- ナトリウム1.2mg(食塩相当量 0g)
- カルシウム 0.7mg
- カリウム 0.2mg
- マグネシウム 0.2mg
硬度 25mg/L
「立山の天然水」PET500mlパッケージより引用
「立山の天然水」への評価についてネット・SNSで調査するも評価自体が存在していない、「美味い/不味い」が全く不明な状態だ。
現状では災害備蓄用飲料水や保存水といった扱いでしかないように思えるところ。
それが意味するところは、ユーザー目線では「立山の天然水」に味を求めていない、何かあった時に飲める水扱いなのだろう。
このような気持ちも分かるが飲料とは飲んでこそのもの、5年間何もなく保存期限を過ぎたら廃棄では勿体ない。
実際のところ、保存水・災害備蓄用飲料水は美味いのか?実際に飲んでみよう~!
想像以上に普通のミネラルウォーター、普通に美味しく柔らかい喉越し
「立山の天然水」を開栓して香りを嗅いでみるも無臭、水道水のカルキっぽさは全くない。
実際に飲むと、ごく普通の、あくまで一般的なミネラルウォーターと変わらない水だ。
水道水より美味しいのは当然のこと、保存水・災害備蓄用飲料の扱いとはいっても北アルプスの天然水なのだから不味いわけがない。
強いて「立山の天然水」の特徴をあげるなら、口に含んた時の舌当たりや喉越しが柔らかい、まろやかに感じる部分だろう。
保存水や災害備蓄用飲料水は何かあった時の為の水が基本、価格も一般的なPET500mlミネラルウォーターの倍以上する水だ。
普段からグビグビ飲むには勿体ない存在だが、忘れて賞味期限が過ぎてしまい、捨てるのも勿体ない水だ。
保存水・災害備蓄用飲料水として扱われる「立山の天然水」の味は全く問題ないもの、普通に美味しく飲める水。
賞味期限が切れる前に飲んでしまおう。
ことが起きてから水を求めて小売店を回りまくるのではなく、
賞味期限前に飲む、無くなったら箱買いし、家族や親しい友人で分け合えばいいだけの話だ。