アイリスの天然水「富士山の天然水」
富士山の地層で磨かれた天然水（軟水・鉱水）を実際に飲んだ感想と評価について紹介
- 小売実売価格：70円前後
- 内容量：PET 500ml
やわらかい口あたりの静岡富士山ミネラルウォーター「アイリスの天然水 富士山の天然水」
アイリスフーズから発売されるアイリスの天然水シリーズの「富士山の天然水」は、静岡県駿東小山町を採水地とする軟水・鉱水のナチュラルミネラルウォーターだ。
アイリスの天然水シリーズ「富士山の天然水」は富士山の地層で長い年月をかけて磨かれた天然水、いわゆる富士山の雪解け系の天然水と呼ばれる水だが、バナジウムは含まれない天然水だ。
だがアイリスの天然水「富士山の天然水」のラベルレスにはバナジウム入りの記載があったり...どっちなんだ？と突っ込みたくなるところがある。
採水地について
アイリスの天然水「富士山の天然水」は採水地が静岡県なので静岡富士山の天然水になる。
というのも一般的にいわれる富士山の天然水には山梨県と静岡県がメインであり、どちらが美味しいというわけでもない普通の天然水なのだが一応別の水...といった感じになっているのだ。
この辺の事情は環境省の「名水百選」にも関わる部分であり、名水に選ばれれば当然ブランド水となり付加価値も付くことから富士山の水として一緒に論じてはいけない雰囲気がある。
しかも名水百選では山梨は関東圏、静岡は東海圏で分かれていることもあり、『そんな離れた地域じゃないでしょうに...』と思いながらも一応分けて評価する必要があると考えている。
アイリスの天然水「富士山の天然水」原材料・栄養成分表示
品名：ナチュラルミネラルウォーター
原材料名：水（鉱水）
内容量：500ml
【栄養成分表示（100ml）当たり】
- エネルギー 0kcal
- たんぱく質・脂質・炭水化物 0g
- ナトリウム 0.55mg（食塩相当量 0.001g）
- カルシウム 1.06mg
- マグネシウム 0.26mg
- カリウム 0.13mg
硬度：約37mg/L
引用元：アイリスの天然水「富士山の天然水」PET500mlパッケージ
軟水だから美味い？
軟水だからやわらかい、軟水だから口あたりが良い、軟水だから飲みやすい...のような表現をよくみる人が多いはずだが、実際のところ軟水だからといって柔らかいとかはほぼ関係ない。
飲みやすいについては日本の水はほとんど軟水で、日本人が日常的に飲んでいる水が軟水なので飲みやすくて当たり前、口あたりの良さについては水によって違いがある。
天然水てコーヒーをいれると美味い！なんて意見もあり、確かに天然水でやったほうが美味いとは思いつつも、天然水で作った飲料で最も分かりやすいのは麦茶だ。
口あたりが良い普通の天然水
アイリスの天然水「富士山の天然水」を実際に飲んでみると、ごく普通の天然水であり、特筆すべき部分はない。
当然ながら水道水より美味しく飲める水、強いて言えば口あたりは悪くないかな...といった程度で、ココがオススメ！のような要素はない。
例えばシリカ配合のような付加価値があるミネラルウォーターなら違った評価もできるが、アイリスの天然水「富士山の天然水」は普通、名水的なブランド要素もない。
そうなると価格勝負になってくる面があり、500mlで70円前後の実売価格をユーザーがどう判断するかだ。
