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「キリン 天然水」ってどんな水?長野県モデルと静岡県モデルの違いとは?

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キリン「キリン 天然水」KIRIN Natural Mineral Water

長野県松本市を採水地とする軟水ミネラルウォーター(鉱水)を実際に飲んだ感想と評価について紹介

※キリン天然水には採水地が2か所(長野県松本市・静岡県駿東郡小山町)あり、同じ商品名でも内容が異なる2モデル商品です

総合評価

普通のミネラルウォーターであり、軟水だからといって口あたりが特段にやわらかいわけではありません。

もちろん水道水より美味いことは確実です。ただし世の中に多く出回るミネラルウォーターに比べて特徴があるわけでもなし、ゴクゴク飲める普通の天然水です。

  • 発売日:2020年10月13日
  • 参考小売価格:税抜120円
  • 内容量:600ml

キリン 天然水

日本の自然が育んだ軟水・鉱水の国産天然水「キリン 天然水ってどんな水?」

キリンビバレッジから2020年10月13日より、国産水の新ブランドとして発売された、「キリン 天然水(長野県松本市モデル)」は、長野県松本市を採水地とする硬度53mg/Lの軟水ミネラルウォーター(鉱水)だ。

キリン 天然水,パッケージデザイン,ペットボトルラベル

このページでレビューするキリン天然水の採水地は長野県松本市だが、実は静岡県駿東郡小山町もあり2ケ所の採水地がある。

つまり商品名は同じでも2種類の天然水であり、硬度、pH値などが異なることは勿論、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの値も異なる。

  • 長野県松本市モデル:pH値6.9、硬度 53mg/L
  • 静岡県駿東郡小山町モデル:pH値7.8、硬度 36mg/L

どちらも日本人に馴染みがある軟水であり、一般的に低硬度の軟水は「マイルド・まろやか」とされている傾向がある。

「キリン天然水」原材料・栄養成分表示

キリン天然水,原材料名
キリン天然水,栄養成分表示

名称:ナチュラルミネラルウォーター

原材料名:水(鉱水)

内容量:600ml

採水地:長野県松本市

【栄養成分表示(製品100ml当たり)】

  • エネルギー 0kcal
  • たんぱく質・脂質・炭水化物 0g
  • ナトリウム 0.55mg(食塩相当量 0.001g)
  • カリウム 0.07mg
  • カルシウム 1.3mg
  • マグネシウム 0.35mg

pH値6.9 硬度53mg/L(軟水)

引用元:キリン天然水 600mlパッケージ

ごく普通の天然水

キリン天然水,ペットボトルキャップ,ペットボトル上部

「キリン 天然水」を開栓後、一応香りを嗅いでみるも無臭。

水なので香りがあっては困るというもの、ごく当たり前のことだ。

実際に飲むと普通のミネラルウォーターであり、軟水だからといって口あたりが特段にやわらかいわけではない。

もちろん水道水より美味いことは確実であるが、世の中に多く出回るミネラルウォーターに比べて特徴があるわけでもなし、ゴクゴク飲める普通の天然水だ。

それでも一応、付加価値としての情報を加えるなら、長野県松本市の「まつもと城下町湧水群」は観光地として素晴らしい名水として扱われる存在である。

環境省_名水百選_名水百選選抜総選挙_観光地として素晴らしい名水部門 第3位 まつもと城下町湧水群

これは環境省の「観光地として素晴らしい名水部門」名水百選選抜総選挙でエントリー数20の中から第三位に選ばれたということ。

もう一つの採水地、静岡県駿東郡小山町モデルは名水百選選抜総選挙で選ばれていない、というかエントリーされていないので、長野松本モデルのほうが多少よいのかもしれない...といった程度、より硬度が低い方を好むなら静岡県駿東郡小山町モデルのほうが良い...ぐらいの差しかない。

採水地についてここまで気にする人は少ないかもしれないが、どうしても気になる人は「キリン 天然水」のペットボトルラベルを見て判断するしかない。

尚、大手ネット通販サイトでは採水地の記載がないものや、静岡モデルと長野モデルがごちゃ混ぜになって記載されているものが結構多くみられる。