ニチネン「尾瀬のおいしい水」
尾瀬の郷片品湧水群から採取した甘みのある天然水(軟水)を実際に飲んだ感想と評価について
平成の名水百選「尾瀬の郷片品湧水群」から採取した非加熱&高性能フィルター処理の天然水「尾瀬のおいしい水」
㈱ニチネンが製造する天然水「尾瀬のおいしい水」は群馬県利根郡片品村で採水された口当たりに甘みがある天然水(pH値約7、硬度約22mg/L:軟水)を使用。
天然ミネラルのバランスを非加熱処理、高性能フィルター処理で直接パッキングされた天然水だ。
「尾瀬の郷片品湧水群(おぜのさとかたしなゆうすいぐん)」とは、尾瀬国立公園と日光国立公園にまたがる湧水群。環境省が選定した平成の名水百選に選ばれた水、「観音様の水」とも呼ばれている。
尾瀬の郷片品湧水群は関越道の沼田インターから群馬県の片品村周辺に集まるスキー・スノーボード場へ向かう道中にある場所、
首都圏在住でも丸沼高原やかたしな高原に行くスキーヤー・スノーボーダーには馴染みがある地域のはずだ。
「尾瀬のおいしい水」の原材料名と栄養成分表示
名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:水(鉱水)
内容量:500ml
採水地:群馬県利根郡片品村
【栄養成分表示(100mlあたり)】
- 熱量 0kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 0g
- 食塩相当量 0.001~0.003g
- カルシウム 0.65mg
- マグネシウム 0.14mg
- カリウム 0.18mg
pH値約7、硬度約22mg/L(軟水)
おいしい水の条件や根拠、硬度とph値について
一般的に言われるおいしい水の条件とは、硬度10~100mg/Lの範囲内の水がおいしい水とされいる。
片品村の湧水は18~55mg/L、「尾瀬のおいしい水」は硬度約22mg/Lなのでおいしさにへの根拠はあるということになる。
pHとは溶液中の水素イオンの濃度のこと。
pH7が基準で中性、7以下が酸性、7以上がアルカリ性。
飲み水としてはpH6.5~8.5の範囲内が適正とされてる。
一般的なミネラルウォーター、口あたりに甘みがあるわけではない
「尾瀬のおいしい水」を開栓して香りをチェックすると普通の天然水とはいっても水道水のような匂いはなく無臭、香りについて特筆する部分は全くない。
実際に飲んでみても一般的な軟水の天然水と変わりなく、何かしらの特徴を見つけるのが難しい...
そうなのだ、「尾瀬のおいしい水」の特徴とされるはずの口あたりの甘みは無いのが本音だ。
だからといって「尾瀬のおいしい水」がまずいわけではなく、普通に美味しく飲める天然水であることは間違いなし。低評価する人はいないはずだ。
そうなると平成の名水百選に選ばれた尾瀬の郷片品湧水群ブランドの天然水を飲むといった感覚を楽しむ水といったことになるのだろう。
特筆すべき点が見当たらない「尾瀬のおいしい水」だが、外国人が飲めばまた違った評価になるのかもしれないなんて思う。