アシードブリュー「モーモーソーダ」MooMoo SODA
ドン・キホーテで発売されているヨーグルト風味の炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について
牛のキャラクターと水玉模様でカルピスソーダぽっいデザイン「モーモーソーダ」Moo Moo SODA
大手飲料OEMメーカーのアシードブリューが製造する「モーモーソーダ」は、ドン・キホーテのオリジナルドリンクとして発売されているヨーグルト風味の炭酸飲料だ。
ただしヨーグルト風味とはいっても無果汁、はっ酵乳、乳酸菌なども含まれない炭酸飲料になる。
パッケージデザインはドン・キホーテの500ml缶のイラスト炭酸シリーズらしく仕上げてあり、モーモーソーダはコックスタイルの牛がトレーに牛乳的なドリンクを持ってウェイトレスのように運ぶといった色々と突っ込みたくなるデザイン。
さらに全体像は水玉が欠けたカルピスソーダの水玉模様っぽく、下部には水の王冠をミルクで表現するミルククラウンも配置、
「牛」「ミルク」「水玉」といったキーワードからドリンクの味をイメージさせているという...文字数少なめ・派手なデザインではないのに情報量が多い。
突っ込みどころ満載とはいえ、モーモーソーダのデザインには底知れぬ訴求力を感じるほどだ。
「モーモーソーダ」の原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料
内容量:500ml
【栄養成分表示(100ml当たり)推定値】
- エネルギー 26kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 6.6g
- 食塩相当量 0.04g
引用元:「モーモーソーダ」MooMoo SODA PET500mlパッケージ
モーモーソーダの原材料を見てもヨーグルト風味の元となりそうなものは香料ぐらい、これで本当にヨーグルトっぽさが表現できるのだろうか?
とはいえアシードブリューは大手飲料OEMメーカーであり、技術力や味の表現力は素晴らしいものがあるのも事実。
実際に飲んで確かめてみよう~!
ヨーグリーナとカルピスソーダを混ぜたような強炭酸
「モーモーソーダ」のプルタブをあけて香りを嗅いでみると、ヨーグルトの香りは無し。なんとなく甘酸っぱい雰囲気がする程度だ。
実際に飲むとサントリーのヨーグリーナとカルピスソーダを混ぜたような味わいに仕上がっている。
大幅リニューアルしたヨーグリーナ「ヨーグリーナ&サントリー天然水 贅沢仕上げ」
ヨーグルト風味でありつつも乳性炭酸飲料のホワイトソーダっぽくもあり、それでいて後味に苦みを感じる部分がある。
カルピスソーダとの違いは炭酸、カルピスソーダが微炭酸なのに対し、モーモーソーダは強炭酸レベルの強さ、またモーモーソーダには乳感の深みが全くない。
だからといってカルピスソーダのパクリや出来損ないのような味ではないのはヨーグルト風味がしっかり効いているからだ。
パッケージや商品名にミルクの文字は無く、でもミルクっぽさを表現したデザインとカルピスソーダをイメージさせる白と欠けた水玉模様...
美味いと評価は出来ないものの、よく考えられたいかにもドン・キホーテらしい商品だ。