トレボン食品「牛たんサイダー」
炭火焼の牛たん味が楽しめるオリジナルサイダーを実際に飲んだ感想と評価について
コラーゲン1000mg配合「牛たんサイダー」from 仙臺(仙台)
宮城県仙台の飲料メーカートレボン食品㈱が発売する「牛たんサイダー」は、炭火焼の牛たん味や香りが楽しめる炭酸飲料だ。
「マツコの知らない世界」で紹介されたことから注目されたオリジナルサイダー、一般的にゲテモノ飲料と呼ばれるジャンルで「うまい/まずい」の評価が分かれている。
牛たんサイダーにはコラーゲン1000mgが配合されており、美容によさそうな雰囲気があるも、コラーゲンに注目されることはあまりなく『味』そのものに注目されている。
それは焼肉で食べる牛たんの味を飲料にしてしまうマジキチ感、そのまま商品名にしてしまうインパクトを考えれば当然の話だ。
牛たんサイダーは2012年から発売され、テレビ番組で話題になったあとも製造され続けているロングセラー商品、美味いとマズいで評価が割れまくるサイダーで気になる人も多いはずだ。
牛たんサイダーの原材料名と栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、コラーゲンペプチド(ゼラチン)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素
内容量:340ml
【栄養成分表示(100ml当り)】
- エネルギー 45kcal
- たんぱく質 1g
- 脂質 0g
- 炭水化物 10.2g
- 食塩相当量 0.02g
コラーゲン(1瓶)1000mg
「牛たんサイダー」340ml瓶ラベルより引用
トレボン食品の牛たんサイダーは、かつては仙台のネタ的お土産っぽい扱いが多かったが近年では東京都内の大手スーパーなどでも現物が売られている状態になっている。
とくにクリスマスシーズンは小零細企業のシャンメリーがスーパーで並ぶ時期であり、珍しい地サイダーなども店頭に並ぶ時期と重なっている。
2021年の冬シーズンは「牛たんサイダー」を大手スーパーで見つけて購入、SNSにあげる人が多く、同社の「ずんだサイダー」も含めて再び話題・注目されているサイダーなのだ。
「こてっちゃん」の残りカスのような味わい
牛たんサイダーを開栓しで香りを嗅いでみると、何となく肉のような、薄いジンジャーエールのような...少なくとも炭火焼き牛タンの香りではなく、肉味噌っぽい雰囲気。
それでもメインはサイダーの香りになっている。
実際に飲むと、期待していた「牛たん」の味でないことだけは確かだ。
ネットやSNSでは牛タン味!と声高に主張するものがあるが、実際はほんのり肉っぽいフレーバーが含まれる甘いサイダーになっている。
メインの味は甘いサイダーでありつつ、後から肉っぽい雰囲気が込み上げるように。
その肉っぽい雰囲気を分かりやすく表現すると、こてっちゃんの残りカスのようなフレーバー、これが分かりやすい表現だろう。
それでも牛たん味といわれるには理由がある。
これは飲んだ最中や後に出てくるゲップが臭い、ゲップの臭いが焼肉的なものを食べたあとのフレーバーに近いのだ。
牛タンサイダーを美味い?まずい?で聞かれれば美味いとは評価できない。それはゲップだったりこてっちゃんの残りカスのようなフレーバーがするから。
ただしサイダーをグビっと飲み干すように飲んでしまえばあまり気にならないようにも思える。
後から肉的なものが込み上げてくる部分を除けば...だ。
そんな風に、僕は思う。
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