サントリー「DEKARA(デカラ)」
「デカビタC」と「DAKARA(ダカラ)」がコラボレーションした入浴後にオススメの炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について
※DEKARA第2弾「DEKARA PRO(デカラ プロ)」が発売されました
セブン&アイグループ限定発売「DEKARA(デカラ)」ココロもカラダもととのう風呂上りの炭酸飲料
サントリーからセブン&アイグループ限定で2022年7月5日に発売された「DEKARA(デカラ)」は、サントリーの炭酸飲料「デカビタC」と、同社の「GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)」をブレンドした熱中症対策にもなる炭酸飲料だ。
デカビタCとDAKARAをブレンドする発想は、元々サントリーの発想ではなく温浴後に混ぜ合わせて飲む...といった飲み方が一部のサウナーの間で話題になったことから始まっている。
この情報をキャッチしたサントリーが商品化したものがDEKARA(デカラ)というわけだ。
だからこそ「ココロもカラダも“ととのう気分”になれるドリンク」といったサブタイトルがつけられている。
DEKARA(デカラ)の原材料名と栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)、食塩、ローヤルゼリーエキス/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、塩化K、ナイアシンアミド、カフェイン、パントテン酸Ca、甘味料(スクラロース)、ビタミンB6、ビタミンB2、酸化Mg、グルタミン酸Na、β-カロチン、ビタミンB12
内容量:500ml
【栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 37kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 0.10g
- 食塩相当量 0.10g
- ビタミンB6 0.9mg
- ビタミンC 20-100mg
- ナイアシン 7.3mg
- パントテン酸 0,5-4.0mg
- マグネシウム 0.6mg
- カリウム 8.6mg
カフェイン 5mg
DEKARA(デカラ)PET500mlパッケージより引用
DEKARA(デカラ)を熱中症対策飲料とする理由は、環境省が推奨する日常生活での熱中症対策の一部として、食塩相当量0.1〜0.2g/100mlの飲料をこまめに飲むこと、
そしてDEKARA(デカラ)の食塩相当量は100mlあたり0.1g、これはグリーンダカラと同じ量。
そこにデカビタCの特徴となるローヤルゼリーエキス、4種のビタミンが加わる炭酸飲料がDEKARA(デカラ)、
つまち単純にコラボしただけではなく、デカビタCとDAKARAの長所を掛け合わせた新開発商品でもあるのだ。
風呂あがり、サウナあがりにグビっと飲みたい炭酸ではあるが...
DEKARA(デカラ)を開栓して香りを嗅ぐと、グリーンダカラの香りをメインにほんのりデカビタCの香り、
甘そうなスポーツドリンクっぽさがある香りだ。
実際に飲んでみると、デカビタCの甘さを抑えて酸っぱさを強く、炭酸の刺激後に微妙な塩っぽさが込み上げてくる味わいだ。
確かにデカビタCとDAKARAをブレンドした味に仕上がっている!
DEKARA(デカラ)はデカビタCのようなしつこさが無く、後味スッキリで飲める炭酸、これは美味しい!と評価したいところだが、実際は好き/嫌いで評価が割れる味のようにも思える。
また風呂上り/サウナ上がりにグビっとやりたくなる炭酸の要素は十分であるもDEKARA(デカラ)はセブン&アイグループ限定商品、
つまりスーパー銭湯の自販機では買えない、
これではDEKARA(デカラ)が商品化した流れや、「ココロもカラダも“ととのう気分”になれるドリンク」といったコンセプトを満たすことが難しい商品になってしまっているのだ。
例えばサウナ上がりにDEKARA(デカラ)をヤルとなると、スーパー銭湯を出た後にコンビニのセブンで買う。
または予め買っておいたDEKARA(デカラ)をスーパー銭湯に持ち込み、ととのった後に冷えてないDEKARA(デカラ)を飲む...これは何か違うし、DEKARA(デカラ)の魅力が半減される。
自宅にサウナがあるようなブルジョアはコンビニで買って冷蔵庫で冷やしておき...が出来るが一般庶民にそれは難しいのが現実だ。
このように考えると、風呂上り/サウナ上がりにグビっとやりたくなるDEKARA(デカラ)は自販機で、それもスーパー銭湯の自販機で買えるようにするのが王道のはずだ。