トクホ(特定保健用食品)のコーラ「コカ・コーラ プラス」
日本のためだけに開発されたトクホコーラを深く味わう
コカ・コーラ史上初のおいしいトクホコークとして発売された「コカ・コーラ プラス」
パッケージデザインで「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」と書かれているコカ・コーラプラスはコカ・コーラ史上初のおいしいトクホ飲料(特定保健食品)コークのキャッチフレーズのコーラ、コカ・コーラ社が日本のためだけに開発してきたドリンクだ。
健康意識が高く美味しさへのこだわりが強い日本のお客様のために...との開発理由がありコカ・コーラプラスのメインターゲットは40代以上の日本人となっている。
つまりトクホ飲料だけど美味しいコカ・コーラ、カロリーゼロだけど美味しいコーラと言いたいのだろうがドリンク業界においてはそう上手くいく話ではない。
そもそもゼロカロリードリンクと通常のドリンクを飲み比べればゼロカロリードリンクのほうがまずいのも常識、そしてゼロカリードリンクとはどれだけ通常のドリンクの味に接近できているか?もポイントになる。
ゼロカロリーのドリンクがいくらダイエット効果等をアピールしたとして、トクホドリンクがいくら健康をアピールしたとしても結局のところ製造メーカーは「味」の部分にこだわってしまうのだ、それはコカ・コーラプラスとて同じこと。
美味しくて健康に良くて太らなくて....といった夢のようなドリンクは今だ存在しないと僕は考えている。
コカ・コーラプラスの原材料と栄養成分
コカ・コーラ プラス 原材料名
食物繊維(難消化性デキストリン)/炭酸カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料、カフェイン
コカ・コーラ プラス 栄養成分表示 1本(470ml)当たり
- エネルギー0kcal
- たんぱく質・脂質0g
- 炭水化物5.2g(糖質0g(糖類0g)、食物繊維5.2g)
- 食塩相当量0.08g
- 関与成分:難消化デキストリン(食物繊維として)5g
- カフェイン45mg
コカ・コーラプラスパッケージより引用
コカ・コーラプラスは食事の際に一日一本(470ml)を目安に飲んで下さいとあるので一応その通りにコカ・コーラプラスを飲んで評価をしたい。
因みにコカ・コーラプラスは通常のコカ・コーラに比べて値段が高い。
コカ・コーラプラスの味は強炭酸水のコーラフレーバーといったところ
カップラーメンを食べながらトクホのコーラ「コカ・コーラプラス」のペットボトルキャップをあけて香りを確認すると通常のコカ・コーラの香り。
やはりドリンクと言えど香りは重要な要素になり、コカ・コーラプラスの香りが通常とは違ったコーラの香りでは別のコーラになってしまうと思う。
コカ・コーラプラスをひと口飲んでみるとコーラの味はかなり薄く、後味にはゼロカロリードリンク特有のまずさが感じられる。
一応コーラの味とはなっているものの美味しいとは言い難い味であり、僕の評価ではコカ・コーラプラスはまずいドリンクだ。
実際にコカ・コーラプラスを飲んでみるとかなり炭酸が強いことが分かる。
その炭酸はキメが細かい炭酸ではなく粗い大粒の泡を感じつ炭酸、つまりコカ・コーラプラスは刺激が強い強炭酸飲料の飲み心地になる。
それでいてコークの味が薄いとなるとコカ・コーラというよりは「コーラフレーバーの強炭酸水」とコカ・コーラプラスの味を表現するほうが正しいのではないかと思う。
どうしてもコカ・コーラブランドの商品でパッケージもコカ・コーラだから「いつものコークの味」をイメージしてしまうというもの、しかし実際は通常のコカ・コーラとは離れた味のドリンク。
目をつぶってコカ・コーラプラスを飲めば何のドリンクなのか分からないかもしれない。
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