日本コカ・コーラ「カナダドライ トニックウォーター」
強炭酸とほろ苦さがミックスされたトニックウォーターをそのまま飲んだ感想と評価について
カナダドライ トニックウォーター(CANADA DRY TONIC WATER)
トニックウォーターとは炭酸水に香料・香草類や柑橘類の果皮のエキス、糖分を加えた苦みのある炭酸飲料、カクテルの割材として使われることが多いものでジントニックが有名どころだ。
カナダドライのトニックウォーターは強炭酸がうりのトニックウォーター、もちろん苦みと甘さもある炭酸飲料になるがそのまま飲む人はあまり多くないのが現状だと思う。
しかしそもそもトニックウォーターとはマラリア予防としてそのまま飲む飲料であり苦みが人気の炭酸飲料だった時代がある。
熱帯地方の英国植民地でマラリア防止のために飲まれるようになったのが始まり。この当時のレシピにはキニーネが含まれ、独特の苦みがでるため人気があった。
かつて、医療用に用いられていたトニックウォーターには多量のキニーネが使用されていたが、現在では微量のキニーネと香料を使用した製品が大半である。 アメリカでは食品医薬品局(FDA)により、キニーネの使用量は83ppm以下とし、かつ製品にはキニーネの含有を明示するよう規制されている。 日本ではキニーネを含有するキナ抽出物が食品添加物(既存添加物)として認められていて使用量にも規制はない。しかし、コスト上の理由により、日本で流通しているトニックウォーターには一部の輸入品を除き、キニーネは使用されておらず、香料を代用している。 なお、キニーネを原因とするアレルギーが報告されている
トニックウォーターが苦みのある炭酸と聞けば炭酸水のように思う人も多いだろう。
だがトニックウォーターには苦み以外に甘さをしっかりあり実際は少しクセのある炭酸飲料のように飲めるものだ。
ただし味覚がこえた現代人にトニックウォーターをそのまま...となると500mlPETの量ははっきりいって多いもの、途中で気持ち悪くなる人もいると思う。
ではカナダドライのトニックウォーターはどのような味なのか、実際にそのまま飲んで評価をしてみよう!
カナダドライ トニックウォーターの原材料名と栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料
内容量:500ml
【カナダドライ トニックウォーターの栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 36kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 9g
- 食塩相当量 0g
カナダドライトニックウォーター500mlPETパッケージより引用
トニックウォーターはお酒を飲まない人にとってあまり縁のない炭酸飲料だったが禁煙はファミレスのドリンクバーによりトニックウォーターはわりとメジャーな存在になっている。
ドリンクバーでオリジナルドリンクを作る、ノンアルコールだけどカクテルっぽい味わいのソフトドリンクを作るモクテル(Mocktail)が流行ったのも背景にある。
500mlを一人で飲み干すには少々くどい味、お酒が飲めない人にノンアルコールのジントニック風で飲むにはアリ
カナダドライ トニックウォーターを開封して香りを嗅ぐとジントニックを薄めたような香り、ドリンク色は無色透明だ。
実際に飲むと甘さとほろ苦さが絡み合う大人の味、苦みの方が強めでジントニックの味をイメージすればそれ合っている。
パッケージには強炭酸となっているが、そこまで強い炭酸ではない。
そのまま飲んでもOKだが苦みが口内にへばりつく感じで子供には厳しいだろう。
思うにカナダドライトニックウォーターをそのまま飲む場合は500ml全部を一人で飲むのはけっこう厳しく半分の250mlぐらいまでが美味しく飲める量だと思う。
それ以上になると甘さと苦みがしつこく感じるようになるだろう。
またはお酒が飲めない・飲みたくない人向けに氷を入れたグラスに注いでノンアルカクテル風として楽しむ...などだ。