アサヒ飲料「カルピスソーダ クラッシュレモン」CALPIS SODA Crush Lemon
レモン果汁とレモンオイル(果皮)を加えたカルピスソーダを実際に飲んだ感想と評価についてレビュー
「カルピスソーダ クラッシュレモン」は終売しています
期間限定発売カルピスソーダ クラッシュレモン(CALPIS SODA Crush Lemon)
アサヒ飲料から2022年1月25日より期間限定で新発売された「カルピスソーダ クラッシュレモン」は、カルピスソーダにレモン果汁と果皮から作ったレモンオイルを加えた乳酸菌入りの乳性炭酸飲料だ。
10%未満のレモン果汁に果皮から作ったレモンオイルを加えることで、過去に発売されてきたカルピスソーダのレモン味よりも濃厚さが期待できる「カルピスソーダ クラッシュレモン」、
アサヒ飲料は毎年1月下旬にカルピスソーダのレモン味を発売する傾向があり、2021年1月下旬に似たような商品を発売している。
前年度のカルピスソーダレモン味との違いは果汁率とレモンピールエキス。
- 2021年「カルピスソーダ至福の時間レモン」果汁1%、レモンピールエキス使用
- 2022年「カルピスソーダ クラッシュレモン」果汁10%、果皮から作ったレモンオイル使用
レモンピールエキスとはレモンの皮から作ったエキスのこと、皮の苦みを表現するエキスとして飲料て使われることがよくある原料だ。
一方レモンオイルとは、一般的にレモンの果皮から冷圧または圧搾によって得た精油、オリーブオイルにレモンを漬けたもの、ギターのメンテナンスに使うもの(非食用)などがある。
カルピスソーダ クラッシュレモンのパッケージには「レモン果汁×果皮オイル」と記載されているので、レモンの果皮を圧搾したオイルとなるはず。
パッケージ裏面に果皮オイルは香料に含まれますの記載があるので、カルピスソーダ クラッシュレモンは濃いめのレモン味とレモンの香り豊かなカルピスソーダといった解説が正解だろう。
カルピスソーダ クラッシュレモンの原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、レモン果汁、脱脂粉乳/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)
内容量:500ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 23kcal
- たんぱく質 0.3g
- 脂質 0g
- 炭水化物 5.5g
- 食塩相当量 0.1g
カルピスソーダ クラッシュレモンPET500mlパッケージより引用
シリーズになる?
カルピスソーダクラッシュレモンの発売日に大手口コミサイトで少し気になる情報が投稿されている。
基本的に美味しいといった内容の口コミだが、カルピスソーダ クラッシュレモンをシリーズと表現している。
確かに今後カルピスソーダのクラッシュシリーズとして第二弾商品と続く可能性があるとは思うが、そのような情報はニュースリリースに記載されていない。
これは内部情報が口コミサイトに書かれてしまったということなのだろうか、それとも口コミ者の勘違いなのか...真相は不明だ。
2021年のカルピスソーダ至福の時間シリーズはレモンから始まり、りんご、オレンジ、グレープ、グレープフルーツ、梅、と一年間続いた流れ。
2022年も似たようなフレーバーの構成ではユーザー側に焼き増し感を与えてしまうと思うところ、カルピス好きとしても気になる部分が多い。
レモン果汁10%ものカルピスソーダはどれほどの味なのか、実際に飲んでみよう~!
カルピス感弱め、レモンスカッシュのような酸っぱさ
カルピスソーダ クラッシュレモンを開栓して香りを嗅いでみると、レモン果皮オイルを使っているわりにレモンの香りは弱めだ。
ほのかな乳を感じる香りに、ほんのりレモンといったところ。
実際に飲むと、果汁率10%だけありレモン味はかなり濃いめ、カルピスの味が完全に負けてしまっている。
カルピスウォーター程度の甘さに強めの酸味と濃いレモンの味わいは、レモンスカッシュに近いものがある。
「美味い/マズい」の評価をするなら美味い。
レモンスカッシュのような刺激がある味とはいっても、炭酸はキメや細かくまろやかな微発砲のカルピスソーダそのもの。
やはりどこかに優しさを感じる、後味をカルピスソーダっぽく仕上げてシュワっとほぐれる感の表現はさすがアサヒ飲料の商品だ。
カルピスソーダの中でも刺激と味が強い「カルピスソーダ クラッシュレモン」、カルピス好きはもちろんのこと、レモンスカッシュ好きにもオススメしたいドリンクだ。