ヤクルト「シンバイオティクス ヤクルトW」
腸に生きて届く乳酸菌シロタ株と腸内の乳酸菌を増やすガラクトオリゴ糖がダブルで摂れる乳酸菌飲料を実際に飲んだ感想と評価について
「シンバイオティクス ヤクルトW」は終売しています
シンバイオティクスって何?それって乳酸菌なの?「シンバイオティクス ヤクルトW」
ヤクルトから発売される「シンバイオティクス ヤクルトW」は腸内に生きて到達する乳酸菌シロタ株が1本あたり300億個と腸内の乳酸菌を増やすガラクトオリゴ糖2.5gがダブルで含まれた乳製品乳酸菌飲料だ。
シンバイオティクスWを飲むことで期待できる効果は単純に乳酸菌の摂取によるものと同じ、風邪予防だったり腸の調子を整えたり...と健康面に対するものになる。
こんな事をいってしまうとシンバイオティクス ヤクルトWを飲むのも普通の乳酸菌飲料を飲むのも変わりねーじゃねーかとなるが、実際に乳酸菌飲料と考えれば大局的に変わりはないとしか言いようがない。
それじゃあ商品は売れないわけであり他の乳酸菌飲料との差別化ということでシンバイオティクスなのだがシンバイオティクスとは一体何なのか?
プロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌)とプレバイオティクス(腸内の乳酸菌を増やすガラクトオリゴ糖等)を一緒に摂取することです。
そうすることにより、プロバイオティクスが持つおなかの健康を守る働きがさらに高まると考えられています。
ちなみにシンバイオティクス(synbiotics)のシン(syn)は「一緒に」と言う意味です。シンバイオティクス ヤクルト Wより引用
シンバイオティクスの文字、そしてヤクルトの商品となればさぞ凄いもの、効きそうなものと考えがちだが実際は乳酸菌やビフィズス菌とガラクトオリゴ糖を一緒に摂取するだけの事なのだ。
その効果はおなかの健康を守る働きが高まるんじゃね?ってなわけだ。
つまりシンバイオティクス ヤクルトWはやっぱり乳酸菌飲料であり効果の面でもどこまでいっても乳酸菌の枠を超えないドリンクということになる。
そうなると問題はやはり味だろう、シンバイオティクス ヤクルトWはうまいのかまずいのか、そこが気になるポイントになり継続して飲めるかどうか?の判断にもなるだろう。
ヤクルト「シンバイオティクス ヤクルトW」の原材料名と栄養成分表示
種類別:乳製品乳酸菌飲料
無脂乳固形分3.2%、乳脂肪分0.1%
原材料名:ガラクトオリゴ糖液糖、脱脂粉乳、砂糖、ぶどう糖果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料、V.C、甘味料(スクラロース)
ヤクルト「シンバイオティクス ヤクルトW」の栄養成分表示(1本(100ml)当たり)
- 熱量 52kcal
- たんぱく質 1.3g
- 脂質 0.1g
- 炭水化物 11.9g
- 食塩相当量 0~0.1g
- ビタミンC 37mg
ガラクトオリゴ糖 2.5g
ヤクルト「シンバイオティクス ヤクルトW」100mlパッケージより引用
ヤクルト好きなら問題なく飲める味わい、乳酸菌飲料を飲んだときに口内に出来る塊が多め
シンバイオティクス ヤクルトWを開封して香りを嗅ぐと少し薄めのヤクルトの香りだ、内容液の色も通常のヤクルトと同じ色、内容液は白色だと思っていた僕の予想は裏切られた。
実際に飲んでみると通常のヤクルトより少し濃いように感じる。
また酸味も強く感じるところがあり舌に酸っぱさが絡みついてじゅんわりと唾液が出まくる...
シンバイオティクス ヤクルトWは通常のヤクルトが好きな人は問題なく飲める味わいだろう、うまい。
通常のヤクルトとの大きな違いは乳酸菌飲料を飲んだときに口内に出来る塊が多めなところだ。
この口内の塊はたんぱく質と唾液に含まれるムチンという成分が反応して発生する塊であり口内に出来る人と出来ない人で分かれるもの、僕は多く発生するタイプの人間だ。
実際にシンバイオティクス ヤクルトWを飲んでみると通常のヤクルトとあまり変わりは無い味わいだった。
甘さひかえめ、すっきりとした風味の「脂肪ゼロ」とはなっているがヤクルト味なのでどうしてもこってりした味わいになっているのも正直な感想だ。