アサヒ飲料「Welch’s 香るぶどう」
紅茶エキスを加えた果汁20%のウェルチぶどう果実飲料を実際に飲んだ感想と評価について
やすらぎの時間をコンセプトにした新しいぶどう果汁飲料「Welch’s 香るぶどう」
アサヒ飲料から2022年10月25日より期間限定で発売された「Welch’s 香るぶどう」は、
収穫後8時間以内に搾汁したぶどう果汁(果汁率20%)を使用したウェルチのぶどう果実飲料に紅茶エキスを加えることで上品な甘さや華やかな香りとぶどうの奥深い味わいが楽しめるドリンクだ。
「Welch’s 香るぶどう」と似たような商品「Welch's1房分のぶどう」との違いは紅茶エキスが加わっているところ。
飲料に安心感や安らぎを求める層をターゲットに「やすらぎの時間」をコンセプトにした果実飲料になっている。
「Welch’s 香るぶどう」の原材料名と栄養成分表示
名称:20%ぶどう果汁入り飲料
原材料名:ぶどう(アメリカ産)、砂糖類(果糖ぶどうとう液糖、砂糖)、紅茶エキス/酸味料、香料
内容量:470ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 40kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 10g
- 食塩相当量 0.07g
引用元:Welch’s 香るぶどう PET470mlパッケージ
Welch’sのぶどうジュースはどれも本格的なぶどうを美味しく味わえる根強い人気のロングセラーだが、どれも似たような味に仕上がっている。
だからこそ小売店でパッケージを見た時点でどのような味のドリンクか?が分かり、実際に飲んでも外すことがない一定の味と美味さでリピーターも多い。
だが期間限定で発売された「Welch’s 香るぶどう」は、パッケージデザインこそこれまでと似たような雰囲気でも”紅茶エキス入り”
アサヒ飲料としてもウェルチの新しいぶどう果汁飲料を開発!と、アピールするドリンクなのだ。
だったらパッケージデザインでもう少しぐらい”今までとは違いますよ感”を滲ませるべきだと思うのだが...
実際に飲んでみよう~!
安らぐわけではないが、今までとは違うウェルチのぶどうジュース
「Welch’s 香るぶどう」を開栓して香りをチェックすると、爽やかなぶどうの香りになっている。いつものウェルチならもう少し強めのグレープがあるはずだ。
実際に飲んでみると、口あたりはウェルチらしいぶどうジュース(赤ぶどう)で途中から紅茶の味がグっと出てくる。
一瞬フルーツティーか?と感じるも、ぶどうの甘酸っぱく上品な甘さがジュわぁ~っとこみ上げてくるのもあり、やはりぶどうジュースがメイン。
たしかに今までのウェルチぶどうジュースとは違う味わい、これは美味い!
商品コンセプトの「やすらぎの時間」については意味が分からないが本音。
おそらく紅茶エキスによるフルーツティーっぽさで安らぎ感を訴求しているのだろうが、そんなコンセプトは必要ないのでは?と思う。
それよりも紅茶感を前面に出すような、例えば「セイロン茶葉をひとつまみ」のようなキャッチコピーのほうが分かりやすいと思う。
難しいのは紅茶感を強く出しすぎるとクラフトボスや紅茶花伝のようなフルーツティー激戦区のジャンルになってしまうところ、だからこウェルチのぶどうジュースらしいパッケージデザインにしているのも分かる。
これほどまでに美味い「Welch’s 香るぶどう」は期間限定が悔やまれるところ、レギュラー商品の「Welch’sぶどう1房分のポリフェノール」を準レギュラーのような扱いにして、「Welch’s 香るぶどう」をレギュラーにしたほうが良いのではないかと思う。