森永乳業のピクニック「ストロベリー」
素朴な味、いちご牛乳を深く味わう
子供を中心に幅広い層に人気のいちごミルク「ピクニック ストロベリー」
森永乳業のピクニック「ストロベリー」はミルクにいちごを加えたいちご牛乳をそのまま紙パックにしたドリンク、小さな子供から大人までと幅広い層に愛され続けてるロングセラーな乳飲料だ。
いちごミルクと言えば自分で作ることも可能なドリンク、牛乳をいれた容器にいちごを入れてすり潰せばそれで完成する。自分でいちごミルクを作る場合は砂糖を加えたりと味の調整を行うところがポイント、子供の頃に母親に作ってもらった人も多いだろう。
では市販されているいちごミルク飲料...例えば森永乳業のピクニックストロベリーがそれに該当するわけだが、手作りないちごミルクに比べて味が薄い場合が多い。
しかし大手飲料メーカーがしっかりと調整した味はさすがの味わいが多くロングセラーなピクニックストロベリーもそれなりの味でうまい事が容易に想像できる。
後は大人の僕が実際に飲んでピクニックストロベリーの味について詳しい解説と評価をしてみよう。
1本200ml当たりエネルギー 108kcal
美味しいがメチャメチャうまいというわけではない
ピクニック紙パック付属のストローを挿して飲んでみると「いちごオレ」の味わいといったところ、しかしいちごの味が少々薄い。
ピクニックストロベリーは美味しいドリンクにはなるのだが相当うまいドリンクとは言い難い、甘さは控えめ、酸味は無しである。
ピクニックストロベリーを良く言えば素朴ないちごオレ、悪く言えば特徴の無いいちごオレといったところだろう、正直言ってパンチに欠ける味であって飲んだ後に「ふ~ん、こんな感じか..」で終わってしまう部分がある。
僕としてはもっと美味しい味を想像していただけに少し残念な部分がある。ただ時代の変化に合わせない素朴な味のドリンクといった存在も必要、そんな立ち位置のドリンクがピクニックストロベリーだ。
ドリンクの味にインパクトを付けた調整とはどうしても苦手・嫌いと評価する人が出て来てしまう、それを避けるためにはマイルドに、ほどほどに..とするのだろう、しかしそうなると今度は味の特徴が無い...といった評価が出てくる。
それだけ日本人は様々な味のドリンクを味わい、舌がこえてワガママになってしまったということなのだろう、実際ドリンクの種類やジャンルはもの凄い量に膨れ上がっており大手飲料メーカーは期間限定のドリンクをしょっちゅう発売する状態になっている。
ドリンク好きにとっては幸せなこと、しかし普通にドリンクを購入する人にとっては自分の欲する味を案外選びにくい世の中なのかもしれない。
そんな風に、僕は思う。