コカ・コーラ「ファンタ プレミアオレンジ」
オレンジパルプを使用した新製法で”食感”をも楽しめるプレミアなファンタオレンジを実際に飲んだ感想と評価について
ファンタプレミアオレンジは終売している可能性があります
オレンジパルプとすりつぶし果汁入り「ファンタ プレミアオレンジPET380ml」
コカ・コーラシステムから2021年3月1日にファンタプレミアシリーズで新発売された「ファンタ プレミアオレンジ」はオレンジの果肉を覆っている薄皮「オレンジパルプ」とオレンジの果皮のダブルオレンジ皮を使用した新製法で作られた大人向けのファンタオレンジだ。
ダブルのオレンジパルプで食感をも楽しめる特別なファンタオレンジとして、さらに通常のファンタオレンジが果汁1%に対してファンタプレミアオレンジは果汁16%
合成着色料不使用かつ純水使用で甘さだけではなくオレンジそのものの味わいを表現した炭酸飲料として30代以上を購買ターゲットとして発売した。
価格はファンタプレミアシリーズならではの380mlPETで希望小売価格165円(税込)と、エナジードリンクに接近する強気の価格帯、
ファンタプレミアシリーズは大ヒット商品なだけあってコカ・コーラの気合が隠し切れない新商品となっている。
ファンタ プレミアオレンジの原材料名と栄養成分表示
品名:16%オレンジ果汁入り飲料(炭酸ガス入り)
原材料名:オレンジ(メキシコ、イスラエル)、果糖ぶどう糖液糖、オレンジパルプ/炭酸、酸味料、着色料(マリーゴールド、カロチン)、酸化防止剤(ビタミンC)
内容量:380ml
【ファンタ プレミアオレンジの栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 48kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 12g
- 食塩相当量 0.02g
ファンタ プレミアオレンジ380mlPETパッケージより引用
ファンタ プレミアオレンジのパッケージにはミニッツメイド(Minute Maid)のブランドロゴが記載されている。
このミニッツメイドが少々ややこしく、ファンタプレミアはミニッツメイドの果汁として使用されているものになっているのだ。
紙パック製品は、1999年より日本コカ・コーラと明治乳業(現・明治)と業務提携し、明治が製造・販売を行っている。 ただし、以下の製品は日本コカ・コーラが製造・販売元である。
マクドナルドで販売している「アップル100」200ml紙パック
JAL機内のドリンクサービスで提供される「アップル100」「オレンジ100%」1000ml紙パック(無菌充填)
業務用製品の「オレンジ100%」「ピンク・グレープフルーツ100%」1000ml紙パック(無菌充填)「Qoo(クー)」と「ヨーグルスタンド」、「紅茶花伝 クラフティー」、「ファンタ プレミア」は本ブランドの果汁として使用されている(「Qoo」のみ2012年から2017年までは「ミニッツメイド Qoo」としてサブブランド化していた)。
ではミニッツメイドのオレンジ果汁ドリンクとはどんな味わいなのか?となると小売の市販品では明治のミニッツメイドオレンジ100%に。
ミニッツメイドのオレンジジュースは自然な甘さに濃い味、それでいて酸っぱすぎないオレンジジュースであって難癖をつけるのが難しいほど完成度が高いドリンク、オレンジジュースのお手本となる味わいなのだ。
そんなミニッツメイドブランドで、そこにダブルのオレンジパルプで、さらに通常のファンタオレンジに比べ16倍もの果汁を使ったオレンジ炭酸となれば美味くて当たり前!と考えてしまうのが普通だろう。
だがドリンクとは実際に飲んでみなければ分からないもの、
「ファンタ プレミアオレンジ」がどれほどのものなのか、確かめてみる他ない!
オランジーナからほろ苦さを取り除いたような味わい、濃くて美味い本格的オレンジ炭酸
ファンタ プレミアオレンジを開栓して香りを嗅ぐと爽やかでフレッシュなオレンジの香りが飛びだしてくる、香りの時点ですでに濃そうな雰囲気が漂いまくる状態だ。
実際に飲んでみるとオレンジ果汁16%だけあってかなり濃いめのオレンジ炭酸だ、味の濃さ・甘さ・酸味のバランスが絶妙によい....
まいった、これは美味い!
ただしファンタ プレミアオレンジのアピールポイントである”すり潰し果汁の食感”はほぼ無し、オレンジのシャリシャリ感は期待しないほうがよい。
通常のファンタオレンジと比べるとファンタ プレミアオレンジのほうが格段に上の味わい、大人向けがコンセプトで価格も高いが子供だってファンタ プレミアオレンジの方が飲みたいと主張するはずだ。
ファンタ プレミアオレンジの味わいはサントリーのオランジーナからほろ苦さを取り除いて味を濃厚に、かつキメの細かい泡の微炭酸と酸味による上品な味の刺激に仕立ててある。
これを発売されてしまうとサントリーとしても黙ってられないのではないだろうか、
そんな風に、僕は思う。
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