コカ・コーラシステム「ファンタ プレミアレモン」FANTA PREMIER LEMON
苦みがあるレモンピールエキスと食感があるオレンジパルプを使用した大人向けの特別なファンタのレモン炭酸を実際に飲んだ感想と評価について
※似すぎた商品名の「ファンタレモンプレミア」が発売されました。味はほとんど同じです。
にごりレモン果汁と透明レモン果汁のコク深いダブルレモン果汁「ファンタ プレミアレモン」
コカ・コーラシステムから2022年4月25日に発売された「ファンタ プレミアレモン」は、味の深みを出す「にごりレモン果汁」と、スッキリとした風味やキレのある酸味を出す「透明レモン果汁」の2種類を組み合わせたダブルのレモン果汁を使用した果汁率11%の炭酸飲料だ。
さらにレモン皮の苦みを表現するレモンピールエキスと食感があるオレンジパルプ(果肉を覆っている薄皮などの果実繊維)を使用することでプレミアな大人向けのレモン炭酸に仕上げてある。
ファンタ プレミアレモンの原材料名と栄養成分表示
品名:11%レモン果汁入り飲料(炭酸ガス入り)
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、レモン、オレンジパルプ、食塩、レモンピールエキス/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)
内容量:380ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 48kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 12g
- 食塩相当量 0.06g
ファンタ プレミアレモンPET380mlパッケージより引用
ミニッツメイド果汁について
ファンタ プレミアレモンで使用している果汁が少々ややこしいミニッツメイド、
紙パック製品は、1999年より日本コカ・コーラと明治乳業(現・明治)と業務提携し、明治が製造・販売を行っている。 ただし、以下の製品は日本コカ・コーラが製造・販売元である。
マクドナルドで販売している「アップル100」200ml紙パック
JAL機内のドリンクサービスで提供される「アップル100」「オレンジ100%」1000ml紙パック(無菌充填)
業務用製品の「オレンジ100%」「ピンク・グレープフルーツ100%」1000ml紙パック(無菌充填)「Qoo(クー)」と「ヨーグルスタンド」、「紅茶花伝 クラフティー」、「ファンタ プレミア」は本ブランドの果汁として使用されている(「Qoo」のみ2012年から2017年までは「ミニッツメイド Qoo」としてサブブランド化していた)。
ファンタプレミアレモンは、にごりレモン果汁(レモンを絞った時に出る固形分を一部残した果汁)を果汁全体の79%使用している。
そうなると「にごりレモン果汁」はミニッツメイド果汁なのか?といった疑問がある。もちろん「透明レモン」果汁もミニッツメイドなのかどうなのか不明だ。
それでもミニッツメイド果汁だろうがなんだろうが、味が美味ければ問題なし。
実際に飲んでみよう~!
これまでにないリフレッシュ感があるレモン炭酸、本格的なイタリアンソーダに近い味
ファンタ プレミアレモンを開栓して香りを嗅ぐと、レモンをまるごとその場で搾ったようなフレッシュな香りだ。
明らかに”強い香り”であり、濃厚なレモン炭酸をイメージできる香りになっている。
実際に飲むと、一般的なレモン炭酸に比べて甘さは弱め。しかし酸っぱさとレモン味の濃さはかなり強く、ファンタブランドの中ではこれまでにない刺激的なリフレッシュ感がある。
炭酸は微炭酸で仕上がっているものの全体的に強い刺激...もう何もかもが強い!
オレンジパルプの食感についてはごくわずか、何か浮いてるな...程度のものでファンタ プレミアレモンの味わいに関与している感は少ない。
味の決め手となる「にごりレモン果汁・透明レモン・レモンピールエキス」の3つが表現するレモン味は、本格的なイタリアンソーダ「リモナータ」に近いものがあるといっても過言ではない。
つまりファンタ プレミアレモンは大人の向けのレモン炭酸と表現されるが、現実はイタリアのレモン炭酸を表現した味...これが正解だろう。
「濃いめ」「強め」が好きな人にとっては美味しく飲めて高評価のファンタ プレミアレモン、逆に刺激に弱い小さな子供やお年寄りには向かない味だ。
イタリアのリモナータが好きな人には自信をもってオススメ、和製リモナータと表現したい。
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