コカ・コーラ ストロベリー
期間限定で発売されたストロベリーフレーバーのコカ・コーラを実際に飲んだ感想と評価について
イチゴ味のコーラは世界初ではない、「チェリオいちごコーラ」の存在
コカ・コーラシステムから2020年1月20日に期間限定で新発売された「コカ・コーラストロベリー」はイチゴフレーバーのコカ・コーラで世界初と話題になっているドリンクだ。
それもあってかネットでも世界初のイチゴ味コーラと見出しを飾った記事が多く存在するが正確には「コカ・コーラのイチゴフレーバー」が世界初であってイチゴ味のコーラは世界初ではない。
イチゴ味のコーラはチェリオから既に発売されている。
ただしチェリオのいちごコーラはお世辞にも美味いと評価できるドリンクではなく、チェリオがイチゴ味のコーラを発売しても話題になることはない。
やはり大企業のコカ・コーラで宣伝力があるからこそイチゴ味のコーラが話題になるのは悲しいものがある。
逆を言えばチェリオのイチゴ味コカ・コーラは不味くても許される部分があるが、名だたる大企業が発売した「コカ・コーラ ストロベリー」がこれだけ大々的に”世界初”とやって不味いでは許されない部分もあるだろう。
コカ・コーラ ストロベリーの原材料名と栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖/炭酸、香料、カラメル色素、酸味料、カフェイン
コカ・コーラストロベリーの栄養成分表示(100ml当たり)
- エネルギー 48kcal
- たんぱく質・脂質 0g
- 炭水化物 12g
- 食塩相当量 0g
コカ・コーラ ストロベリー500mlPETパッケージより引用
コカ・コーラストロベリーのターゲットは10代~30代、普段炭酸飲料を飲まない人もターゲットにして甘酸っぱい味わいの”きゅんコーク”と訳のわからない用語にハッシュタグを付けて拡散と話題を狙う姿勢だ。
あくまでコカ・コーラ味が主体でイチゴ感は少なめ、雰囲気を味わうドリンク
コカ・コーラストロベリーを開封して香りを嗅ぎまくるとイチゴとコカ・コーラの香りが混じり合った薬シロップのような香りだ、この香りは好き嫌いが分かれるだろう。
実際に飲むとコカ・コーラ感強め、ほんのりイチゴ味といったところ、基本的にコカ・コーラであり炭酸の刺激は強い。
大メディアはコカ・コーラストロベリーを甘酸っぱいと表現しているが、酸っぱくはない。
イチゴだから”甘酸っぱい”と表現する気持ちは分かるが実際は甘酸っぱいではなく「甘辛いイチゴ味のコーラ」のほうが伝わる表現のはずだ。
コカ・コーラストロベリーが美味いか?不味いか?と聞かれれば美味いと表現するしかない、少なくともチェリオのイチゴコーラより味わいは断然に上である。
だが刺激的なコカ・コーラの味わいを求めて...と考えると通常にコカ・コーラを選んだ方が良いと思う。
どうしてもイチゴ感が甘さを強調してしまう部分があるので通常のコカ・コーラよりも爽快感が劣っていると僕は評価、
イチゴの雰囲気を味わうコカ・コーラであり甘めのコカ・コーラが飲みたいと考えている人にはコカ・コーラストロベリーは合うドリンクだろう。
そんな風に、僕は思う。