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「C.C.レモン メロンミックス」って何味?なぜCCレモンにメロン?実際に飲みながらその背景を考察

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C.C.レモン メロンミックス,イオン限定

サントリー「C.C.レモン メロンミックス」

レモン味にメロンフレーバーを加えた炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について

※2023年版は8月1日より期間限定で発売

イオングループ限定発売、サントリー「C.C.レモン メロンミックス」

サントリーから2022年9月にイオングループ限定で発売された「CCレモン メロンミックス」は、通常のCCレモンにメロンフレーバーを加えた季節限定の炭酸飲料だ。

総合評価 レモン味は極小、酸っぱいメロンソーダ味です。
こちらが今回のポイントです!みたいな。

C.C.レモン メロンミックス,パッケージデザイン

CCレモンメロンミックスは通常版と同じくレモン40個分のビタミンC(100mlあたり160mg)はそのままにメロンフレーバーをミックスした商品だが、

メロン果汁が含まれておらず、果汁はあくまでレモン果汁(果汁率1%)のみ。

そもそもCCレモンのメロン味の時点でかなり意味不明な状態...とはいってもCCレモンはこれまでにもCCレモンに他のフルーツを掛け合わせた商品を発売しているのだ。

例えば自販機限定で発売されたCCレモンパインミックスは、CCレモンブランドの商品でありながら味は完全にパイナップル炭酸であり、CCレモンっぽさがほぼ無し、

結局のところCCレモンブランドを使っただけの飲料だったのだ。

「C.C.レモン メロンミックス」の原材料名と栄養成分表示

C.C.レモン メロンミックス,原材料名
C.C.レモン メロンミックス,栄養成分表示

品名:炭酸飲料

原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)、レモン果汁/炭酸、香料、ビタミンC、酸味料、ベニバナ色素、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、カロチン色素

内容量:500ml

【栄養成分表示(100mlあたり)】

  • エネルギー 40kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 10.0g
  • 食塩相当量 0.05g
  • ビタミンB6 0.3mg
  • ビタミンC 160mg
  • パントテン酸 0.1~1.4mg

引用元:C.C.レモン メロンミックス PET500mlパッケージ

C.C.レモン メロンミックスはイオングループ限定発売もあってネット・SNSには情報が少ない商品だ。

それでもSNSを中心に購入者の評価を調査すると、美味い/不味いで割れて状況になっている。

中でも気になるのが酸っぱいメロンソーダといったもの、これがけっこう多くて「CCレモンはどこ?」といった主張なのだ。

やはりユーザーとしてはCCレモンブランドなのだからレモン味をベースにした炭酸をイメージして当然の話、それが違うとなると一言いいたくなるのも分かる。

実際に飲んで確かめてみよう~!

完全に酸っぱいメロンソーダ

C.C.レモン メロンミックス,ペットボトルキャップ

C.C.レモン メロンミックスを開栓して香りをチェックするとメロンの香りがメイン、レモンはほぼ感じられない。

実際に飲むと、口あたりに甘いメロン味がじゅわ~っと広がり、後から酸っぱさが強く込み上げてくるようになっている。

レモンの味も一応するが、完全にメロン味が勝っているので酸っぱいメロンソーダを飲んでいる気分にしかならないのだ。

だからと言ってC.C.レモン メロンミックスがまずいとは思えず、酸っぱい後味も悪くなく、人工甘味料を使っていないので嫌な甘さもない、

むしろメロンソーダとしては美味い方だと思える。

メロンソーダとして発売するなら...

こうなるとCCレモンファンからすれば『これは違う』と評価して当たり前の話で、爽やかで酸っぱいレモン炭酸を求める人にとってはブランドイメージと全く違う飲み物として低評価するはずだ。

ならばCCレモンの看板を使わずにメロンソーダとして発売すればいいじゃないか...となるのだが、そうなると商品の訴求力が弱くなるには目に見えている。

もっと言えばサントリーにはPOPブランドがあり、「POPメロンソーダ」はレギュラー商品としてラインアップされているのだ。

じゃあ他のブランドならば?オランジーナやサントリー天然水シリーズならば?とも思えるが、そこはイオングループ限定商品ということで色々な話があったのだろう。

もし僕がイオンの担当者でサントリーから企画があったら『C.C.レモンブランドで!』と言ってしまうだろう、そこで「ペプシメロンミックス」「デカビタCメロンミックス
」とはならないはず、だってC.C.レモンブランドは強いのだから。