アサヒ飲料「愛媛県産河内晩柑&カルピス」
愛媛県産の希少柑橘類「河内晩柑」の果汁をブレンドしたカルピスを実際に飲んだ感想と評価について
- 希望小売価格:160円(税別)、173円(税込)
- 発売日:2023年2月21日
- 容量:PET500ml
JA全農のニッポンエールとカルピスのコラボ第二弾「愛媛県産河内晩柑&カルピス」
アサヒ飲料から2023年2月21日に発売された「愛媛県産河内晩柑&カルピス」は、日本で生産される柑橘類の中で1%しかない希少柑橘「河内晩柑」の果汁とカルピスをブレンドすることで、甘ずっぱさと河内晩柑の爽やかで上品な味わいが楽しめるペットボトルのカルピスだ。
河内晩柑は和製グレープフルーツと呼ばれる和柑橘、その特徴は酸味や苦味が少なく刺激が少ない優しい爽やかさがある柑橘だ。
河内晩柑は愛南ゴールド(あいなんゴールド)、夏文旦などとも呼ばれるもので、その名称は品種が発見された熊本県熊本市河内町から「河内」とイヨカンなど晩生の柑橘類の総称である「晩柑」からつけられている文旦の偶発実生(偶然発見された品種)
河内晩柑は希少柑橘の扱いとはいっても飲料のフレーバーとして使われることは珍しくなかったりするのが現状だ。
またネット通販では少々高くても河内晩柑や文旦が普通に買えてしまうことから、希少感があまり感じられないのも本音だったりする。
ニッポンエールとは?
「愛媛県産河内晩柑&カルピス」パッケージに記載されているニッポンエールとは、
日本全国47都道府県から届けられる日本産のたべものに、エールをおくる...をコンセプトに誕生したJA全農の商品ブランドのこと。
アサヒ飲料としては新型コロナウイルスの影響による業務用需要減少などから生じた牛乳の余剰問題に対し、消費拡大を応援したいという思いからJA全農のブランド「ニッポンエール」とコラボ。
その第一弾商品が「国産ミルク&カルピス」になり、「愛媛県産河内晩柑&カルピス」は第二弾のコラボ商品なのだ。
とはいっても「ニッポンエール」でJA全農とコラボしているのはアサヒ飲料だけではなく、大手飲料メーカーでは伊藤園もパッケージにニッポンエールのロゴを入れた商品を発売している状況だ。
「愛媛県産河内晩柑&カルピス」の原材料名と栄養成分表示
名称:清涼飲料水
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、河内晩柑果汁(愛媛県製造)、脱脂粉乳(国内製造)、乳酸菌飲料/酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、ベニバナ黄色素、野菜色素
内容量:500ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 33kcal
- たんぱく質 0.3g
- 脂質 0g
- 炭水化物 8.0g
- 食塩相当量 0.12g
引用元:愛媛県産河内晩柑&カルピス PET500mlパッケージ
ジューシーな和柑橘とカルピスが混ざり合った甘酸っぱさ
「愛媛県産河内晩柑&カルピス」を開栓して香りをチェックすると甘くてミルキーなグレープフルーツの香りだ。
カルピスの香りは弱く、爽やかな気分になる香りだろう。
実際に飲むと、オレンジ・グレープフルーツ・ミカンをブレンドしたようなジューシーな柑橘の味わいにカルピスの甘酸っぱさが濃いめの和柑橘カルピスだ。
パッケージでは「爽やかで上品なオレンジ」と表現しているが、「爽やかで上品なみかん」としたほうが分かりやすいはずだ。
「愛媛県産河内晩柑&カルピス」は柑橘系フレーバーのカルピスに比べて甘さが強く、優しさとマイルド感が特徴的な和柑橘カルピス。
インパクトが強い柑橘系が苦手な人にオススメなカルピスだ。
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