伊藤園「梅Cool(うめクール)」
凍結南高梅シロップを使用した梅とクエン酸のハーモニードリンクを実際に飲んだ感想と評価について
梅Coolは終売しています
夏をおいしく乗り切る寝中症対策飲料としての伊藤園「梅Cool」
伊藤園から2020年6月1日に新発売された「梅Cool(うめクール)」は和歌山県の南高梅果汁1%使用かつ、梅酢や凍結南高梅シロップを加えることで梅本来の爽やかなおいしさを引き出した梅果汁飲料だ。
さらに香料不使用・天然水仕込みと、健康意識の高い層も満足するだけでなくナトリウムとクエン酸2700mgも配合した熱中症対策飲料としての顔もある伊藤園の気合が感じられる新商品となる。
さらに冷凍対応のペットボトルにもなる夏完全対応ドリンク、冷凍した熱中症対策飲料を持ち歩く、それでいれ美味しいとなれば売れ筋ドリンクになってもおかしくない商品だ...
だがいかんせん「梅味」がどうしても引っかかるポイントになる。
僕は梅があまり好きではない、もちろん梅干しなど大嫌いな部類の味だ。
それでも梅の加工品は苦手ではない、梅酒などは全く問題なしに飲める。そんな人は世の中に結構沢山いるのだ。
また梅味は子供に対しても微妙なもの、飲む前から苦手意識のある子供も多いはずだ。
伊藤園「梅Cool」の原材料名と栄養成分表示
品名:清涼飲料水
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、濃縮梅酢、うめ果汁(和歌山県)、梅酢液素、赤シソエキス、食塩(天日塩)/酸味料
【伊藤園「梅Cool」の栄養成分表示1本(500g)当たり】
- エネルギー 150kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 37g
- 食塩相当量 0.5~1.0g
- カリウム 10~39mg
- クエン酸 2700mg
伊藤園「梅Cool」500gPETパッケージより引用
今回飲む伊藤園「梅Cool」は2020年6月1日発売の新商品...
とはなっているが実は以前にも相当に似た商品「日本の果実 梅梅涼み」を発売しているのだ。
ソフトドリンク業界の中で、その中でも熱中症対策飲料は夏場に大きく売り上げを伸ばすジャンルになり大手飲料メーカーがこぞって新商品を発売する気持ちはよく分かる。
だがそれにしても伊藤園はどうも”梅”にこだわっているように思えるところ、熱中症対策飲料としての変わり種を狙っているのだろうか?実際に飲んで確かめてみるしかない。
梅の味は相当薄め、酸っぱさが強い梅レモン的味わい
伊藤園「梅Cool」を開封して香りを確認するも梅の香りは無し、というよりも香り自体が殆ど存在していない。
実際に飲むとクエン酸2700mg配合だけあってかなりの酸っぱさだ。
では梅の味はどうか?となると梅味はかなり薄め、梅とレモンをブレンドさせたような酸っぱさが強いドリンクとしか言いようがない。
パッケージデザインから上品な梅味のドリンクかと思いながら飲んだ伊藤園「梅Cool」、だが内容的には以前に発売された「日本の果実 梅梅涼み」と変わりないものだ。
ナトリウムとクエン酸で確かに熱中症対策飲料にはなるのだろうが梅味をベースとした酸っぱいドリンクとなるとやはり難しいものがある、とくに子供には厳しいはずだ。
梅好きに...というよりも単純に酸っぱいドリンク好きに...といった評価をするしかない。