UCCのミルクコーヒー缶250g
10代目となったUCCミルクコーヒー缶を実際に飲んで感想と評価する
1969年から世界初のミルク入り缶コーヒーで50周年「10代目UCCミルクコーヒー缶250g」
UCCミルクコーヒーは世界初のミルク一缶コーヒーとして1969年に誕生、それから50年経った令和元年のUCCミルクコーヒーは10代目となり大人から子供までより飲みやく新登場した。
ミルク入りの缶コーヒーといして世界一のロングセラー、ギネス世界記録も得たUCCミルクコーヒー缶だが何が凄いか?と言えば50年も一つのブランドを維持、製造、販売する姿だ。
美味しくなければ直ぐ退場していまうドリンク市場において50年も現役で続けられるUCCミルクコーヒーの味や企業努力は並大抵のことではない。
これだけ長くドリンク市場に存在している飲料ともなればパッケージデザインを目にするだけで「あの味か...」と飲んでもいないのに味の記憶が脳から引き出される人も多いだろう、
50年の歳月とはそれぐらいインパクトのあるものなのだ。
最近のドリンク市場ではロングセラー商品を狙っての開発というよりは期間限定で発売、売れ行きを確認しながらレギュラー商品へ移行するか、味はあまり変えずに商品名とパッケージを変えて別物として販売...のような戦略が見られる。
そのようなおっかなびっくりな姿勢が見えるドリンクは市場へ投入されては消えてゆく、だからはといってUCCミルクコーヒーのように50年を目標に商品開発を行うのも難しい話だろう。
大企業における50年とは社員一人の労働人生以上の年月が必要になる期間だ、社長だって一人じゃ足りない。少なくとも2人~3人の社長が必要になる、しかも経営を安定させる能力がある社長が必要だ。
このように考えるUCCミルクコーヒー缶とはUCCが守り抜いてきたブランドであり大切に育ててきた商品と言えるだろう。
こんな事を考えながらUCCミルクコーヒーを味わう人間が世界に一人ぐらいいたっていいじゃないかと僕は思っている。
UCCミルクコーヒー缶250gの原材料名と栄養成分表示
UCCミルクコーヒー缶250gの原材料名
砂糖、牛乳、脱脂粉乳、コーヒー、全粉乳/乳化剤
UCCミルクコーヒー缶250gの栄養成分表示(100gあたり)
- 熱量41kcal
- たんぱく質1.6g
- 脂質0.7g
- 炭水化物7.1g
- 食塩相当量0.10~018g
無脂乳固形分4.1%、乳脂肪分0.6%
UCCミルクコーヒー缶250gパッケージより引用
UCCミルクコーヒー缶は飲む前によく振ってから開けて飲むが基本だ、プルタブを開けてしまってからよく振るのは不可能に近い。
安心して飲める「いつものミルクコーヒー」それがUCC
UCCミルクコーヒー缶のデザインは一周回ってお洒落感が増してきたように思える。
古さを感じさせつつもシャープなフォントに素朴な色合い、ちゃんとした硬派なミルクコーヒー缶といったところだ。
2019年はUCCミルクコーヒー缶50周年記念として復刻デザインの缶も発売さている(味は現行品と同じ)
さっそくUCCミルクコーヒー缶250gのプルタブをあけて香りを嗅ぎまくってみると優しいコーヒーの香りがほのかに漂う...いい感じだ。
勢いよくグビっと飲むとコーヒー感を控えめにまろやかなミルク、ほどよい甘さで安心感の高いミルクコーヒーの味だ。
コーヒーの苦味やコクは全く感じられないのでコーヒー感を求める大人が飲むと少々物足りないものがあるかも知れない、子供はなんの問題もなく味わえるだろう。
UCCミルクコーヒー缶は全体的に飲みやすくしつこくない味でコッテリともしていない味、悪く言えばインパクトに欠ける味だが良く言えば安心して飲める「いつものミルクコーヒー」と言えるだろう。
50年のロングセラー商品となっらUCCミルクコーヒー缶250g、まだ飲んだ事がない人はぜひ一度飲んでみてはどうだろうか。