明治「TANPACT(タンパクト)カフェオレ」
ノンファットのドリンクタイプTANPACTカフェオレ味を実際に飲んだ感想と評価について
1本に乳たんぱく質10gを配合したTANPACTのカフェオレ味
明治から"手軽に美味しく乳由来のたんぱく質が摂取できる"をコンセプトにシリーズ展開で発売されるTANPACT(タンパクト)のドリンクタイプ「TANPACTカフェオレ」は1本(200ml)で10gの乳たんぱく質量が含まれるノンファットタイプの乳飲料だ。
ノンファットとは食品表示基準により100mlあたり脂質0.5g未満のもの、脂質を気にする人、それでいて乳たんぱく質を摂りたい人に向いてる飲料だ。
明治がプロテイン系のブランドであるTANPACTシリーズを本気で売り出したのが2020年3月末になり飲料・ゼリー・ヨーグルト・チーズ・チョコレート・アイス・スープ・冷凍食品...とかなり本腰をいれたランナップを展開している。
TANPACTブランドの一部だけでもこれだけの種類があると知らなかった人も多いはず、もうTANPACTで全てやってくれ!と言わんばかりのブランド展開だ。
明治としてもTANPACTプロジェクトは失敗が許されない事業なのだろう。
ザバス(ZABAS)シリーズと比較されるTANPACT
乳たんぱく質を手軽に美味しく摂取がTANPACTのブランドコンセプトだが、一方で明治は同じく乳たんぱく質のザバス(ZABAS)シリーズをランナップさせている。
ではザバスとTANPACTの違いは何かとなると200ml紙パックでいえばたんぱく質の量、似たような雰囲気のザバスココアとTANPACTを比較すると以下のような感じ。
ザバスMILK PROTEINココア200ml | TANPACT カフェオレ200ml |
たんぱく質15g | たんぱく質10g |
ビタミンE | ビタミンE |
ビタミンB6-0.65mg | ビタミンB6-0.65mg |
カルシウム447mg | カルシウム331mg |
希望小売価格はザバス200mlが140円、TANPACTカフェオレが130円でザバスのほうが10円高い。
こうして比べてみるとザバスのほうが成分や分量的に上のように感じるところだが、ザバスにはカフェオレ味がなくTANPACTにはココア味がないのだ。
明治もよく考えてるな~と感心する!
TANPACT(タンパクト)カフェオレの原材料名と栄養成分表示


種類別名称:乳飲料(常温保存可能)
商品名:カフェオレ
無脂乳固形分:10.5%
乳脂肪分:0.2%
原材料名:乳製品、乳たんぱく質、コーヒー/甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料、ビタミンE、ビタミンB6
内容量:200ml
【TANPACTカフェオレの栄養成分表示 1本(200ml)当たり】
- エネルギー 80kcal
- たんぱく質 10.0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 10.1g
- 食塩相当量 0.22g
- カルシウム 331mg
- ビタミンB6 0.65mg
TANPACT(タンパクト)カフェオレ200mlパッケージより引用
TANPACTカフェオレの評価をネット・SNSで調査するもダイエット、プロテイン、糖質、体重...と、味についての評価が少なすぎる。
「空腹時にいい」とか言いたいことはよく分かるがTANPACTはドリンクだ。
手軽に美味しくたんぱく質を摂取がTANPACTの魅力なのだから味が良くないのであればザバスのほうがいいんじゃね?なんて考えもある。
では実際に飲んでみよう!
甘さひかえめなカフェオレ、マイルドな味わいが魅力だが味は普通
TANPACTカフェオレに付属のストローを刺して飲んでみるとミルクのコクがそこそ感じられるカフェオレ味だ。
甘さは控えめで人工甘味料はあまり気にならない味、全体的に薄味のカフェオレでマイルドな味と喉越しはなかなか良い。
だが味は普通であって格別に美味い!と評価するほどではない。
ただTANPACTのコンセプトである"手軽に美味しく乳由来のたんぱく質が摂取できる"にはそこそこ合致しているドリンクだ。
もっと本格的な美味しいカフェオレが飲みたいならわざわざ乳たんぱく質を気にすることはなく好きなカフェオレを...
といいたいところだが、プロテイン系で美味いカフェオレは実際にある。
プロテインということで考えれば雪印メグミルクの「PROTEIN10カフェラテ」のほうが格上、たんぱく質の量も変わらずなのだがPROTEIN10の希望小売価格は165円(税抜)と2ランクぐらい上の価格帯になってしまう。
またPROTEIN10は要冷蔵10℃以下、TANPACTは常温保存可能といった点もまとめ買いで考えると味だけで語れない部分もある。
こう考えるとTANPACT(タンパクト)カフェオレはそこそこ飲めるカフェオレ味、価格もそこそこのライトなプロテイン飲料なんて評価があっているのではないだろうか、
そんな風に、僕は思う。
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