雪印「PROTEIN10プロテインテンカフェラテ」
ミルクたんぱく質10g配合のチルドカッププロテイン飲料を飲んだ感想と評価について
「PROTEIN10プロテインテンカフェラテ」は終売しています
たんぱく質10g配合のチルドカップカフェラテプロテイン飲料「PROTEIN10カフェラテ」
雪印メグミルクから2020年9月29日に新発売されたPROTEIN10カフェラテは1本にミルクたんぱく質10gを配合した低脂肪のチルドカッププロテイン飲料だ。
これまでチルドカップ飲料といえばミルクのフレッシュな味わいが楽しめるカフェラテがメジャーな存在、森永乳業のマウントレーニアがチルトカップ飲料コーナーを独占していた状態が続いていたが最近はカフェラテに限らずミルク+〇〇のチルドカップやタピオカなどが目立つようになってきてる。
今回飲むPROTEIN10カフェラテはチルドカップ+カフェラテ+プロテイン飲料と3つの要素を複合させたドリンク、
PROTEIN10シリーズのコンセプトである「おいしく」「手軽に」「たんぱく質」「低脂肪」「100kcal未満」にお洒落要素も加わった。
パッケージ背面の”いつもの飲み物と置き換えて、”の一文は何を示しているわけではないものの他社チルドカップカフェラテをイメージさせる上手い一文だろう。
PROTEIN10カフェラテの前に同シリーズでバナナ&ミルクが発売、味わいはプロテイン飲料というよりも完全にバナナ・オレだった。
チルドカップのバナナ・オレ味ならば他社チルドカップカフェラテと喧嘩しないがカフェオレとなれば話は別、
味にこだわってチルドカップカフェラテを購入する層にPROTEIN10カフェラテがどこまで届くのか、じっくりと味わってみよう。
PROTEIN10カフェラテの原材料名と栄養成分表示
種類別名称:乳飲料
商品名:PROTEIN10CAFE LATTE(プロテイン テン カフェラテ)
無脂乳固形分:8.9%
乳脂肪分:1.3%
原材料名:乳製品、乳たんぱく質、コーヒー/セルロース、香料、乳化剤、pH調整剤、安定剤(増粘多糖類)、甘味料(スクラロース)、(一部に乳成分を含む)
内容量:200g
【PROTEIN10カフェラテの栄養成分表示 1本(200g)当たり】
- エネルギー 92kcal
- たんぱく質 10.0g
- 脂質 2.6g
- 飽和脂肪酸 1.5g
- 炭水化物 7.2g
- 糖質 7.0g
- 食物繊維 0.2g
- 食塩相当量 0.42g
- カルシウム 260mg
PROTEIN10カフェラテ200gパッケージより引用
PROTEIN10カフェラテの原材料名や栄養成分を見て残念に思うところがある。
それはカフェインの項目が無い部分だ。
筋トレ勢やスポーツ勢にとってカフェインは重要な要素の一つ、運動の一時間前にカフェインを摂取すれば集中力・覚醒・運動コントロールの向上が期待できるもので筋トレ前にエナジードリンクやコーヒーを飲んだりすることは認知されてきているのだ。
そもそも昔のスポーツ競技でカフェインはドーピング扱い(現在は違う)されていた成分なのでカフェインの効果は期待されて当然のもの、最近では吸うカフェインも登場しているほどだ。
プロテインを飲む行為は運動前・運動後と諸説があり一般的には運動後のほうが良いとされている。
だから運動後にPROTEIN10カフェラテを飲んでもらうからカフェインは気にしないでいいや...との考えで記載されていないのだろうか?
そこは貪欲にプロテイン!たんぱく質!カフェイン!と、猛アピールをしても良かったのではないかと思うとことろだ。
飲む前にここまでPROTEIN10カフェラテを考察する理由はチルドカップカフェラテプロテイン飲料といった新しいものに期待しているからこそ、
チルドカップコーヒーコーナーの王者マウントレーニアに挑戦して欲しいからだ。
コーヒーのコクは薄いがプロテイン飲料とは思えないほど上出来なチルドカップカフェラテ
PROTEIN10カフェラテのフタをあけて香りを嗅ぐとごく普通のカフェラテの香り、色も普通のカフェラテ色だ。
実際に飲んでみるとかなりコッテリ、かつまろやかなカフェオレだ。
ミルク感たっぷりで甘さはほどほど...というより人工甘味料のような甘さでコーヒーのコクは弱い。
その分、苦みは全くなくカフェオレとしてはとても飲みやすいもの、チルドカップならではのフレッシュなミルク感はグッド!
PROTEIN10カフェラテはプロテイン飲料とは思えないほど上出来なドリンクだ、味のみで評価すればマウントレーニアにこそ劣るものの「おいしく」「手軽に」「たんぱく質」「低脂肪」「100kcal未満」満たしたプロテイン飲料と高評価できる。
1本あたりのたんぱく質は10gと、筋トレガチ勢からすれば弱いのは分かる。
でもライト勢からすればおいしく飲めるカフェラテでプロテイン飲料のポテンシャルは大きいのではないだろうか、
そんな風に、僕は考えている。
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