伊藤園「スタイリースパークリングレモン」
血中の中性脂肪を減らすのを助けるドリンクを深く味わう
モノグルコシルヘルスペリジンが血中の中性脂肪減少に作用する「スタイリースパークリングレモン」
伊藤園のトクホ炭酸「スタイリースパークリングレモン」は日本人間ドック検診協会推奨のトクホ炭酸飲料、そのセールスポイントはモノグルコシルヘルスペリジンが血中の中性脂肪減少に作用する、脂肪の多い食事を摂りがちな人へ適したトクホ炭酸飲料だ。
ではモノグルコシルヘルスペリジンとは何か?
スタイリースパークリングレモンのパッケージにはこう記されている。
主に柑橘類の皮に含まれるポリフェノールの一種であるスペリジンを水に溶けやすくしたものです
伊藤園スタイリースパークリングレモンパッケージより記載
なるほど、モノグルコシルヘルスペリジンがポリフェノールの一種である事は分かった。ではモノグルコシルとは一体何なのだろうか?
ヘスペリジンは水に溶けない性質なので糖(グルコース)と結合されたものがモノグルコシルヘルスペリジン、つまりトクホ炭酸飲料であるスタイリースパークリングレモンを飲む事で期待できる効果の元となる成分はヘスペリジンとなるわけだ。
ヘスペリジン (Hesperidin) は、温州みかんやはっさく、ダイダイなどの果皮および薄皮に多く含まれるフラバノン配糖体(フラボノイド)である。ポリフェノールの一種。陳皮の主成分。ビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の一部。ギリシア神話のニュンペー・ヘスペリデスから名付けられた。
ヘスペリジンは植物の防御に関与していると考えられている。In vitroの実験では抗酸化物質として働く[1]。
アグリコンはヘスペレチン(herperetin)、糖部分はβ-ルチノース(6-O-α-L-ラムノシル-D-β-グルコース)である。すなわち、ヘスペレチンの7位にグルコースが結合しており、そのグルコースの6位にラムノースが結合している。
トクホ飲料だから飲む...といった考えの人には効果や成分は大切な要素だろう。
しかしドリンクマニアである僕としてはスタイリースパークリングレモンの味が重要、トクホだろうが日本人間ドック検診協会推奨だろうがドリンクそのものの味が悪ければ続かないと考えている。
伊藤園「スタイリースパークリングレモン」の原材料名と栄養成分
原材料名
炭酸ガス、香料、酸味料、ヘスペリジン(オレンジ由来)、甘味料(アセスルファムカリウム)
栄養成分表示(1本500ml当たり)
- エネルギー0kcal
- たんぱく質・脂質0g
- 炭水化物1.5~3.5g
- 食塩相当量0.2~0.4g
- カリウム30mg
- 関与成分モノグルコシルヘスペリジン340mg
- カフェイン0mg
伊藤園「スタイリースパークリングレモン」500mlペットボトルより引用
伊藤園スタイリースパークリングレモン500mlペットボトルは無果汁、ゼロカロリー、カフェインゼロといかにも健康感溢れるトクホドリンク、これで味が美味ければ喜ぶ人も多いのではないだろうか
あとは実際にスタイリースパークリングレモンを飲み、しっかりとした感想と評価をしてみよう。
トクホ炭酸のわりには酸味・炭酸・レモンを感じられる味「スタイリースパークリングレモン」
伊藤園スタイリースパークリングレモンのペットボトルキャップをあけて香りを嗅ぐと炭酸と一緒に爽やかなレモンの香りが漂う。
口に含むとレモンの味だが甘さは殆ど感じられない、酸味はほどほど...といったところだがキメの細かい炭酸とレモン味の酸味が舌に絡みつき唾液を促すようになっている。
後味はゼロカリー飲料特有の人工的な甘さが若干残ってしまう感は否めない。
スタイリースパークリングレモンを美味いと評価する事は出来ないがトクホ炭酸のレモンドリンクとしてはアリな味と評価する。
この味では通常のレモン炭酸飲料として通用しないがスタイリースパークリングレモンは血中の中性脂肪減少に作用する、脂肪の多い食事を摂りがちな人へ適したトクホ飲料、しかも炭酸なのだ。あまり多くを求めるのも酷な話だろう。
因みにスタイリースパークリングレモンのパッケージには一気に飲みきる必要はなく無理のないペースで...と記載してあるのだがスタイリースパークリングレモンを実際に飲むと炭酸が抜けるスピードが速い。
そして炭酸が抜けた状態のスタイリースパークリングレモンはまずい。
美味しく味わいたいのであれば炭酸が抜ける前に飲んでしまいたいところだ。