森永乳業のマウントレーニア「ワールドクラフトラテ」
5ヵ国の豆使用のラテを深く味わう
世界から厳選した5ヶ国のコーヒー豆の本格エスプレッソをカフェラテで
2019年4月23日より全国で新発売されたマウントレーニアの新商品「ワールドクラフトラテ」、その特徴は世界各国から厳選した5か国のコーヒー豆に拘りの焙煎をほどこして抽出した本格的エスプレッソをマウントレーニアが得意とするコク深いミルクとブレンドさせたチルドカップ飲料になる。
では厳選された5か国とはどこの国なのか、答えは以下の通り
- ブラジル(世界のコーヒー豆生産量の約1/3を占めている)
- エチオピア(世界のコーヒー豆シェアの3%)
- コロンビア(世界のコーヒー豆生産量の1/3を占めている)
- タンザニア(世界のコーヒー豆生産量は19位、キリマンジャロ)
- グアテマラ(世界のコーヒー豆生産量は9位)
どれもコーヒーで有名な国、生産量1位のブラジル、3位のコロンビアはコーヒーにおいて外せない存在となっておりその他はコーヒー豆ブランドを意識した国家だ。
ではコーヒー豆で有名な1位と3位は分かるが2位が抜けている、そして2位の国とはどこなのか?その答えはベトナムだ。
しかしベトナムのコーヒーはネスレ社の協力によるところが大きく殆どがインスタントコーヒーや缶コーヒーとして使われている。
マウントレーニアのブランド的にも、そして「世界各国の厳選した五か国」「チルトカップ」といったこだわりからもベトナムが入っていないのは当たり前の話だろう。
マウントレーニア「ワールドクラフトラテ」の原材料名と栄養成分
原材料名
乳製品、砂糖混合果糖ぶどう糖液糖、コーヒー/香料、乳化剤
栄養成分表示(1本240ml当たり)
- エネルギー123kcal
- たんぱく質3.9g
- 脂質5.4g
- 炭水化物14.6g
- 食塩相当量0.12
無乳脂固形分4.0%、乳脂肪分2.0%
マウントレーニアWORLD CRAFT LATTE(ワールドクラフトラテ)パッケージより引用
コーヒー豆をブレンドして飲料としての発売は常識ともいえる昨今のコーヒー市場、それは缶コーヒーでも当たり前のように行われており珍しさやインパクト性は皆無といっても過言ではない。
しかしチルドカップ飲料のマウントレーニアがやるとなれば話も少々変わってくるというもの、後は実際にワールドクラフトラテを味わい、しっかりとした感想と評価をしてみようではないか。
マウントレーニアっぽくない味のマウントレーニア「ワールドクラフトラテ」
マウントレーニアワールドクラフトラテはチルドカップなのでフタを開けて飲むもよし、ストローをさして飲むも良しのドリンク、僕は香りを確認するためにフタをあけてみたところごく普通のミルク入り缶コーヒーのような香りとなっていた。
実際に飲んでみると口あたりから全然甘くない...
マウントレーニア特有の優しさはあるものの後味に苦味が残るようになっており微糖タイプの缶コーヒーに似た味わいがある。しかしそこはマウントレーニアだ、チルドカップの特徴である新鮮さは缶コーヒーでは出せない深いコクを表現している。
厳選した5か国のコーヒー豆をブレンド、それでいてエスプレッソなのだからいかにも濃い味と思われるかもしれないが全体的な味は薄い、これは以外な要素だ。
また飲み心地もサラサラとしておりマウントレーニアっぽい「こってりミルク」ではない。
僕のオススメなマウントレーニアワールドクラフトラテの飲み方はデスクワークでチビチビと飲むに適しているように思う。
少なくともグビグビ飲むようなエスプレッソラテではないのだ。
そんな風に、僕は思う。