アサヒの「完熟白桃&カルピス」
白桃とカルピスの乳性果汁飲料を深く味わう
2019年版の完熟白桃&カルピスは「味わう」の文字が抜けた商品名で発売
夏でも冬でも美味しく飲めるカルピス、そんなカルピスの新商品が「完熟白桃&カルピス」になるのだが厳密にいえば新商品ではない。
「完熟白桃&カルピス」の商品名をつかったドリンクは2018年にアサヒ飲料から発売されており今回飲む完熟白桃&カルピスは2019年度版の商品になる。
では前回2018年度版の名前は?となると「味わう完熟白桃&カルピス」、味わうの文字が抜けてパッケージデザインから春限定の文字が抜けただけになる。
といったわけで基本的な味は同じだと思う...も1%ととはいえ一応は果汁を使ったドリンクだ、年度が違えば味も違うかもしれないしアサヒ飲料が味やブレンドを微妙に変えている可能性もある。
やはりドリンクとて時代に合わせた変化を続けて味を改良していかなければ飽きられてしまうというもの、また後発のメーカーに味を真似されたり競合他社が似た味でさらに美味しいドリンクを製造販売する可能性も含めて味の変化は大切な要素だろう。
2019年度版「完熟白桃&カルピス」の原材料名と栄養成分
完熟白桃&カルピス原材料名
果糖ぶどう糖液糖、もも果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料/酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、ベニバナ黄色素、野菜色素
完熟白桃&カルピス栄養成分(100ml当り)
- エネルギー(kcal) 23
- たんぱく質(g) 0.2
- 脂質(g) 0
- 炭水化物(g) 5.5
- 食塩相当量(g) 0.07
- リン(mg) 10未満
- カリウム(mg) 約10
- カフェイン(mg) -
- その他表示成分 カルシウム 10㎎未満
カルピスは乳酸菌飲料なのだがアサヒ公式の完熟白桃&カルピスを見ると「乳性果汁飲料」なる言葉を使い始めている。
何となく新しいドリンクをイメージさせる乳性果汁飲料、しかし完熟白桃&カルピスの果汁はパッケージにあるように1%しかない...これでいいのか?といった気持ちがあるものの美味ければ問題なし、不味ければ...
あとは実際に飲んで評価と感想を述べるほかないだろう。
完熟白桃&カルピスは桃の味はひかえめ、薄いヤクルトに近い味
完熟白桃&カルピスのペットボトルキャップをあけて香りを確認すると薄い桃の香り、そしてカルピスの香りは殆ど香らない。
しかし飲んでみると桃の味はひかえめとなっている。
それでもカルピス味と桃味はほどよくブレンドされており何だかんだ言ってカルピス好きには一応美味いと言える味になるだろう。
しかし完熟白桃&カルピスをうまいと感じてしまうのはカルピス好きな僕の感想、そうでない人にとっては控えめな桃の味に満足出来ないかもしれないし、そもそも全体的な味が薄いのだ。
というのもカルピスは「甘い」が基本にあるドリンク、しかし完熟白桃&カルピスは最初は甘くないが途中から一気に甘さが増える飲み答え、さらに舌で完熟白桃&カルピスを転がしながら味わうとより甘さがますような味。
これで桃味がもう少し強ければカルピスと白桃のドリンクらしくもなるのだが全体的に薄味のためか薄いヤクルトのような味わいとなっている。
つまり完熟白桃&カルピスに「完熟の桃」と「カルピス」を期待しながら飲んでしまうと何か違うぞ?といった印象になるのではないかと思う。
乳性果汁飲料はやっぱり言い過ぎではないだろうか、
そんな風に、僕は思う。
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