ファンタ「世界のおいしいフレーバー ソカタ」
ルーマニアで大人気のフレーバーをファンタブランドで表現した炭酸飲料を実際に飲んで感想と評価をする
ファンタ ソカタは終売しています
ルーマニアの国民的飲料「ソカタ」をヒントに作られたファンタソカタ
日本コカ・コーラのファンタブランドから日本人が体験したことのない味”ソカタ”をヒントに作った炭酸飲料「ファンタソカタ」は期間限定かつ自動販売機限定で販売されたドリンクだ。
発売開始は2019年6月10日で全国発売になるが「SOCATA?」と味を伏せた疑問形のデザインで発売したわりに話題にはなっていないのが現状だろう。
ソカタはマスカットのような甘い香りのエルダーフラワーから作られる飲料としているが味の想像が全く出来なく自販機限定ともなれば手に実際に手に取って見ることも出来ない、
「気になるヤツは買ってみろ」といった姿勢なのだろうか。
僕はドリンクマニアだから何の躊躇いもなく自販機でソカタを購入できるが喉が渇いて自販機で炭酸飲料を飲みたいと思ったときに何味か不明なドリンクを初見で買う人はそれほど多くないだろう、厳しい言い方をすればファンタソカタはお客様を少々舐めている。
そもそもエルダーフラワーとは?だ、馴染みのない言葉なのだから簡単な説明ぐらいするべきでありマスカットのような甘い香りはあくまで”香り”であって味の説明にはなっていない。
エルダーフラワーとはヨーロッパで5月ごろから咲く野の花の一種、ハーブや料理やお菓子に使われるようだが野の花としか言いようがない。
ファンタソカタの売り込み戦略は理解出来るものの、この手の手法をやるならメディアに徹底的に露出させなければ話題にならない。
ファンタ「世界のおいしいフレーバーソカタ」の原材料名と栄養成分表示
ファンタ「世界のおいしいフレーバーソカタ」の原材料名
果糖ぶどう糖液糖、レモン果汁、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
ファンタ「世界のおいしいフレーバーソカタ」の栄養成分表示(100ml当たり)
- エネルギー32kcal
- たんぱく質0g
- 脂質0g
- 炭水化物8g
- 食塩相当量0.04g
ファンタ「世界のおいしいフレーバーソカタ」250ml缶パッケージより引用
原材料を見る限りファンタソカタにはレモン味が加わっていることが分かるがそれ以外は全くの不明だ。
後は実際に飲んでみるしかないだろう。
トイレの柑橘系芳香剤のような味が未経験でうまい件
ファンタソカタのプルタブを開けて香りを嗅ぎまくってみると薄いレモンの香りにわずかのマスカットの香り、加えて花っぽい香りがする。
これがエルダーフラワーの香りなのだろうか、全体的に香りは弱めとなっている。
どんな味なのだろうか?とグビっと飲んでみるとレモンの酸味にファンタらしい甘さと強めの炭酸が舌と喉を直撃する。
だがしかし味が問題だ、トイレの芳香剤のような味がするではないか....それでも悔しいかな、確かにこれまで味わった事のないでうまいのだ。
トイレの芳香剤の味といって柑橘系の芳香剤に花の味が交わったような味わい、少々癖があるものの「へぇ~こんな味なんだ」とグビグビ飲めてしまう。
ただ「ルーマニアで大人気のフレーバー」には少々疑問が残る。
ソカタ味を不味いとは思わないが、ソカタよりも美味いドリンクはこの世に沢山ある。そしてファンタソカタは一回飲めば満足。
今後自販機でファンタ系の何かを飲みたいと思ってもソカタは選ばない、そう考えるとファンタソカタの期間限定発売は正しん判断だろう。
ファンタソカタは新シリーズである”世界のおいしいフレーバー”シリーズの第一弾、今後の新作にも期待しておこう。
ただ何味か当てるようなクイズ形式の商品名はお金を払って購入する消費者を舐めてる部分があるのでやめてほしい。
それにしても自販機限定商品が当たり前のようにネットで販売されている状況は何とかしたほうがよいのではないだろうか?
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