サントリー:クラフトボス ストレートティー(CRAFT BOSS STRAIGHT TEA)
清々しい(すがすがしい)甘さと爽やかに香るヌワラエリア茶葉を使用したストレートティーを実際に飲んだ感想と評価について
クラフトボス ストレートティー(CRAFT BOSS STRAIGHT TEA)
サントリーから2021年7月13日に発売されたクラフトボス ストレートティー(CRAFT BOSS STRAIGHT TEA)はスリランカの高地「ヌワラエリア」で栽培された茶葉を30%使用した砂糖を含む有糖のストレートティー、
清々しい甘さと渋みや雑味を抑えた後味をコンセプトにデスクワークやテレワークのお供して飲み飽きない設計の味わいを表現している。
パッケージに記載されているメインコンセプトの「清々しい甘さ」の清々しいの言葉、
これは「すがすがしい」と読むもので爽やかな雰囲気を表現する意味でもある言葉だが味の表現において”清々しい”は一般的ではないものになる。
くわえて”清々しい”の文字をすんなり読めるか?との疑問もアリ。
これが飲料のパッケージラベルではなく旅行のパンフレットで草原の写真だったらインスピレーションから漢字をスッと読めるかもしれないが...
正直言って、あまりいい気分がしないパッケージの文言だ。
クラフトボス ストレートティーの原材料名と栄養成分表示
品名:紅茶飲料
原材料名:砂糖(国内製造)、紅茶(ヌワラエリア30%)/香料、ビタミンC
内容量:450ml
【クラフトボス ストレートティーの栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 16kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 4.0g
- 食塩相当量 0.02g
クラフトボス ストレートティー450mlPETパッケージより引用
クラフトボス ストレートティーで使用されるヌワラエリヤ茶とはスリランカ紅茶のひとつ、緑茶に似た渋みと花のような香りが特徴の紅茶葉でストレートティーが合うとされている紅茶だ。
ここにサントリーのクラフトボスらしさが加わり清々しい甘さが表現されるということは、緑茶っぽい渋みに甘さが加わるということ、それがどのような味わいなのかとても気になる。
実際に飲んで確かめてみよう!
渋みがグッドなストレートティー、全然甘くない
クラフトボス ストレートティーのペットボトルキャップをあけて香りを嗅ぐと、香りの時点で既に渋い香りがする紅茶となっている。
実際に飲むと砂糖入りとはいってもクラフトボスシリーズらしく甘さひかえめで薄味のストレートティー。
香りの時点で渋いように味にも渋みがかかっている紅茶となっている。
ポイントとなる「清々し甘さ」については不明すぎるもので、たんに甘さひかえめの有糖ストレートティーとの表現が正しいだろう。
クラフトボス ストレートティーのもう一つのポイントである”心地よい後味”についても正直言ってよくわからない。
ごく普通のすっきりした後味で有糖ながらも無糖ストレートティーのようなスッキリさ、甘さが口内に残らない後味...これが正しい表現ではないかと思う。
クラフトボス ストレートティーはけっして不味い紅茶ではなく、クラフトボスらしくチビチビ飲むに丁度良い味わい、かつデスクワークのお供に渋みのある飲料で気持ちをキュッと引き締める...
こんな風に訴求したほうが分かりやすい。
「清々しい甘さ」や「心地よい後味」といったブロガーっぽい表現をメーカーは使わないほうがよいと思うところ、このような表現はそれなりに長い文章があってこそ引き立つものだ。
そんな風に、僕は思う。