コカ・コーラ ゼロカフェイン(Coca-Cola Zero Caffeine)
ゼロカロリー、ゼロシュガー、ゼロカフェインのコカ・コーラを実際に飲んだ感想と評価について紹介
全てがゼロのコカ・コーラ「コカ・コーラ ゼロカフェイン」
コカ・コーラカスタマーマーケティングから発売される「コカ・コーラ ゼロカフェイン」は、コカ・コーラの味をそのままにゼロシュガー、ゼロカロリー、ゼロカフェイン糖質ゼロの炭酸飲料だ。
コカ・コーラゼロカフェインはコカ・コーラゼロとは異なる商品だが、同一のものと勘違いしている人が多い商品でもある。
基本的にはコカ・コーラゼロのカフェイン無し版が「コカ・コーラ ゼロカフェイン」となり、コカ・コーラゼロにはカフェインが含まれているのだ。
コカ・コーラ、コカ・コーラゼロのカフェイン量は?
ではコカ・コーラゼロにはどれぐらいのカフェイン量が含まれている?となると、パッケージに明確な数値としての記載はないが100mlあたり10mg、これは通常のコカ・コーラも同じ数値であり、500mlのペットボトルなら50mgのカフェイン量になる。
カフェイン量数値の根拠となるのはコカ・コーラ公式サイトによるものだがここで少々引っ掛かる人も多いはずだ。
「コカ・コーラ ゼロ」に含まれるカフェイン量は、日本食品標準成分表2020によるレギュラーコーヒー(浸出液)の約1/6、紅茶(浸出液)の約1/3、煎茶(抽出液)の約1/2となります。
日本食品標準成分表2020年版(八訂、文部科学省)による一般的なコーヒーやお茶に含まれるカフェイン量はこちら
このように数値で表現されておらず、リンクが貼られている形になっている。
そのリンク先がが以下のページ
コーヒーやお茶に含まれるカフェイン量は、一般的に含まれている量でご案内しています。
日本食品標準成分表2020年版(八訂、文部科学省)による一般的なコーヒーやお茶のカフェイン量は以下ご参考ください。(1)レギュラーコーヒー浸出液
(ドリップ式で10gの中挽きレギュラーコーヒーを150mlの熱湯で浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約60mg
(2)紅茶浸出液
(茶5gを360mlの熱湯で1.5~4分間浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約30mg
(3)煎茶浸出液
(茶10gを430mlの湯(90℃)で1分間浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約20mg
(4)ウーロン茶浸出液
(茶15gを650mlの湯(90℃)で0.5分間浸出させたもの)
→カフェイン量:100ml中に約20mg
コカ・コーラやコカ・コーラゼロのカフェイン量を知りたいユーザーにとって非常に回りくどい流れになっており、
これについてコカ・コーラ社の考え方は製品にカフェインが含まれる場合に原材料に記載さるか?の回答に対する答えは以下の通り
申し訳ありませんが、パッケージに記載がある製品以外は製品特性にかかわる内容のため、ご案内しておりません
コカ・コーラ、コカ・コーラゼロともに100mlあたり10mgのカフェイン量をユーザーに対し分かりにくくしている本当の理由は何なのだろうか?
しかもこの数値はコカ・コーラ社のサイトで調べなくてもネット上に多く転がっている情報でもある。
コカ・コーラの原料などが秘密にされていた時代なら隠しておく、分かりにくくしておく理由も理解できるが、令和時代にどのような意味があるのだろうか?
「コカ・コーラ ゼロカフェイン」原材料・栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香料
内容量:500ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 0kcal
- たんぱく質・脂質 0g
- 炭水化物 0g(糖質 0g(糖類 0g)、食物繊維 0g)
- 食塩相当量 0.01g
- カフェイン 0mg
引用元:コカ・コーラ ゼロカフェイン PET500mlパッケージ
ほとんどコカ・コーラゼロと同じ味
「コカ・コーラ ゼロカフェイン」を開栓して香りを嗅ぐと、通常のコカ・コーラに比べて少し香りが弱い感じ、たぶんコカ・コーラゼロと同じだろう。
実際に飲んでみると、コカ・コーラゼロとほぼ同じ。じゃっかん甘さが強いように感じるが、恐らく気のせいだと思う。
カフェインがゼロでもコカ・コーラゼロと同じ感覚で飲める、それが「コカ・コーラ ゼロカフェイン」の評価だ。
だったらコカ・コーラゼロでもいいじゃん、どうせ100mlあたり10mgのカフェイン量なんだから...なんて思う人もいるはず。
しかしカフェインに敏感な方、小さな子供、妊娠中など、カフェイン摂取を避ける、距離をおかなければならい人にとってコカ・コーラの爽快感が味わえる「コカ・コーラ ゼロカフェイン」は嬉しい存在であることは間違いない。
とはいえコカ・コーラにカフェインが含有していることを知らない人が多く存在しており、カフェインを気にせずグビグビ飲む人のほうが多いはずだ。