サントリー「伊右衛門 京都レモネード」
レモンと緑茶を組み合わせた新ジャンルドリンク”緑茶レモネード”を実際に飲んだ感想と評価について
「伊右衛門 京都レモネード」は2023年9月12日にリニューアル発売、味がけっこう変わって美味しくなっています。
果汁入り緑茶「伊右衛門 京都レモネード」
サントリーから2022年10月18日に発売された「伊右衛門 京都レモネード」は、丸ごと搾ったレモンに蜂蜜を加えレモネードに、そこに京都福寿園茶匠が厳選した京都産茶葉を組み合わせた果汁入り(果汁率1%)の緑茶飲料だ。
一般的に緑茶は茶であり、レモネードはソフトドリンク。この二つを組み合わせるとはマジキチなのでは?と思う人もいるだろう。
だがアジア諸国では緑茶や烏龍茶、中国茶などに果汁を加えたフルーツティーは一般的な存在。
ソフトドリンクとして一般的に流通しているものになる。
日本では紅茶をベースにしたフルーツティーが一般的であり、とくに年配の方にとっては緑茶×レモネードは奇抜に見えてしまう飲料なのかもしれない部分がある。
このようなイメージを払拭するためか、パッケージデザインには伊右衛門ブランドと「京都」を大きく記載、
パッと見は京都伊右衛門ブランドのレモネード...だが、内容は果汁入り緑茶なのだ。
「サントリー緑茶 伊右衛門 京都レモネード」の原材料名と栄養成分表示
品名:果汁入り緑茶(清涼飲料水)
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、レモン果汁、緑茶(国産)、はちみつ/酸味料、香料、ビタミンC、カロチン色素
内容量:525ml
【栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 40kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 9.9g
- 食塩相当量 0.06g
引用元:伊右衛門 京都レモネード PET525mlパッケージ
「伊右衛門 京都レモネード」は発売直後からSNSで美味しいとの評価が多く見られるドリンク、果汁入り緑茶といった新しい感覚にハマった!との声も多い。
その一方で単なるレモネードじゃない?実質はちみつレモンじゃない?といった声もあり、中には緑茶を甘くするなといった声もある。
要は美味しいの評価が多いとはいえ、果汁入り緑茶飲料に対する意見が割れているのだ。
実際のところはどうなのか、飲んで確かめてみよう~!
レモネード→甘い緑茶→酸っぱ!で終わる微妙な味わい
「伊右衛門 京都レモネード」を開栓して香りをチェックすると、レモンの香りが強め。はちみつレモンウォーター系の香りだ。
香りの時点では緑茶感はなし、酸っぱそうなソフトドリンクでしかない。
実際に飲むと、はちみつレモンの味がした直後に甘い緑茶味が込み上げてくる、その後は酸っぱさがグイグイと後味まで続くようになっている。
これをまずいとするか、美味いとするかで悩むところがある...
SNSでは美味しいの評価が多いのだが、僕としては微妙な味とするもハッキリいってしまうと美味しいとは思えない。
この手のフルーツティーにしては緑茶味を強めに出しているのが評価のポイントになり、そこが評価が割れてしまう部分だろう。
アジアのフルーツティーの場合は緑茶だろうが中国茶だろうが、徹底的に甘さを強めることで「茶はなんでもいいんじゃね?」と感じさせる部分がある。
だが「伊右衛門 京都レモネード」には緑茶を感じさせる拘りっぽいものがある。
新発売からしばらくの間は果汁入り緑茶といった話題性と新感覚飲料でソコソコ売れるとは思うが、継続して発売し続けるのは難しいのでは?と思えるドリンクだ。