サントリー「伊右衛門 京都ブレンド」
琥珀色の水色(すいしょく)が特徴の焙煎ブレンド茶を実際に飲んだ感想と評価について
厳選した5つの素材を使った琥珀色の水色ブレンド茶「伊右衛門 京都ブレンド」
サントリーの伊右衛門ブランドから発売される「伊右衛門 京都ブレンド」は、厳選した5つの素材「焙じ茶」「京番茶」「大麦」「炒り米」「和紅茶」を京都福寿園茶匠のブレンド技術使った琥珀色の水色(すいしょく)の焙煎ブレンド茶だ。
「伊右衛門 京都ブレンド」の特徴は淹れたて緑茶のような旨味・香り・渋みに密閉構造ドリップ抽出・高精度濾過による香ばしさと軽さを表現、
複層的な焙煎香が楽しめるようになっている。
「伊右衛門 京都ブレンド」はペットボトルの形状や内容液の色(琥珀色)にも特徴があり、パッと見はサントリーウィスキー角っぽい雰囲気をイメージさせるのも面白いブレンド茶なのだ。
「伊右衛門 京都ブレンド」の原材料名と栄養成分表示
品名:清涼飲料水
原材料名:緑茶(国産)、大麦、炒り米、和紅茶/ビタミンC
内容量:600ml
【栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 0g
- たんばく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 0g
- 食塩相当量 0.02g
カフェイン:10mg
引用元:伊右衛門 京都ブレンド PET600mlパッケージ
「伊右衛門 京都ブレンド」は伊右衛門ブランドであり京都福寿園であり...ということで美味そうなブレンド茶、内容液の色からして香ばしいほうじ茶のようなものをイメージしている人が多いはずだ。
だがネットやSNSでは美味い・不味いで意見が分かれており、低評価の理由に多いのが『タバコっぽい味がする茶』といった内容なのだ。
本当にタバコっぽい味の茶なのか、実際に飲んでみよう~!
スッキリしたほうじ茶に焦げ臭いスモーキー感
「伊右衛門 京都ブレンド」を開栓して香りを嗅いでみると、ほうじ茶と緑茶を混ぜたような感じの香ばしさがある。
とはいえ、ハッキリ言ってしまうと一般的なほうじ茶とあまり変わらないのが本音だ。
実際に飲むとほうじ茶味をメインにしたスッキリした味のブレンド茶なのだが、味の面での香ばしさはあまり強くない。
タバコっぽい味については言われてみれば若干感じる程度であり、焦げ臭い感と少しの苦み感をタバコっぽい味と表現しているのだと思う。
だが、この焦げ臭いスモーキー感が京番茶の特徴であり、タバコ本来の味はこんなものではないほど濃い。
つまり「伊右衛門 京都ブレンド」がタバコっぽい味だから不味いといった評価は少々間違っているのではないかと思う。
たからといって「伊右衛門 京都ブレンド」が美味いか?と聞かれると、美味いとは答えにくい部分があるのも事実。
京番茶・ほうじ茶・炒り米を使った焙煎ブレンド茶の特徴なのだから仕方がない部分もある。
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