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リラクゼーションドリンク「Chilling チリン」は美味い?3種類飲み比べレビュー!

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サントリー「Chilling チリン」

リラゼーション効果があるGABA・テアニンを配合した果汁入りの炭酸飲料3フレーバーを飲み比べた感想と評価について紹介

総合評価  ピーチ&ベリーは甘さが強いピーチミックス炭酸、酸味もそこそこ強く、濃くて癖がある味にはエナジードリンクっぽさがあります。

白ぶどう&ライチはハーブ感がある白ぶどう&ライチ炭酸、ハーブの癖が強いお洒落な雰囲気の炭酸。

レモン&グレフルはノンアルコールのレモン缶チューハイのようなアダルト炭酸です。
どれもソフトドリンクとしては癖が強く、フレーバーによって美味い、マズい、好き、嫌いが分かれまくる味わいですよ~!
  • 先行発売日:2023年2月28日(東京都内のセブンイレブン一部店舗)
  • 発売日:2023年5月9日(全国のセブン&アイグループ)
  • 希望小売価格:Chillingピーチ&ベリー 190円(税別)
  • 希望小売価格:Chilling白ぶどう&ライチ 180円(税別)
  • 希望小売価格:Chillingレモン&グレフル 170円(税別)
  • 内容量:250ml

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リラクゼーションドリンク「Chilling チリン」ピーチ&ベリー、白ぶどう&ライチ、レモン&グレフル

サントリーから2023年2月28日に先行発売、2023年5月9日に全国のセブン&アイグループで発売された「Chilling チリン」は、リラゼーション効果があるGABA・テアニンと、血管をしなやかに保つ効果があるオリーブ果実抽出物を配合した果汁入りの炭酸飲料だ。

Chillingピーチ&ベリー,Chilling白ぶどう&ライチ,Chillingレモン&グレフル,パッケージデザイン

「Chilling チリン」のフレーバーは3種類、どれも果汁入りで微炭酸に仕上げた炭酸飲料で、サントリーとしてはリラクゼーションドリンクとしての位置づけにしている。

最近ではエナジードリンクの逆効果を表現した「逆エナジー」とも呼ばれたりするジャンルの炭酸飲料になるが、配合されているGABAやテアニンから内容的にはリラックス・睡眠系ドリンクに近い商品だ。

GABA・テアニンの効果とは?

「Chilling チリン」をリラクゼーションドリンクと表現する理由はGABA(ギャバ)とテアニン(L-Theanine)が配合されているからであり、この2つの成分は近年注目されいる「睡眠の質」系ジャンルで使われている成分。

それ以外でも睡眠系ではヤクルト1000・Y1000で注目された乳酸菌があり、睡眠系ドリンクの主流は乳酸菌がメイン、それ以前がGABA、もっと前がテアニンになる。

GABA(ギャバ)

GABA(γ-アミノ酪酸:Gamma Amino Butyric Acid、ギャバ)とは、イライラや不安を鎮めて精神を安定させる抗効果があるといわれる成分のこと。

とくに仕事や勉強による一時的な精神的なストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されている。

テアニン

テアニンとは、茶に多量に含まれるアミノ酸の1種のこと。

摂取すると脳がリラックス状態にあるときに出るα波が増加、興奮を鎮めて緊張を和らげる働きや心身をリラックスさせる効果が報告されている。

お茶や抹茶を飲んだ時に感じる「ほっとする」感覚に近いもので、抹茶や玉露には多くのテアニンが含まれている。

Chillingピーチ&ベリー

Chillingピーチ&ベリー
Chillingピーチ&ベリー,原材料,栄養成分表示

品名:20%混合果汁入り飲料(炭酸ガス入り)

原材料名:果実(りんご、オレンジ、もも)、砂糖、(GABA(γ-アミノ酪酸)、オリーブ果実抽出物/酸味料、炭酸、香料、テアニン、カロチノイド色素

原材料原産地名:ブラジル製造(りんご果汁)

内容量:250ml

【栄養成分表示(1本250mlあたり)】

  • エネルギー 125kcal
  • たんぱく質 0.3g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 31.3g
  • 食塩相当量 0.20g

GABA:28mg

テアニン:90~250mg

引用元:Chillingピーチ&ベリー 250ml缶パッケージ

とにかく癒しにひたりたいあなたへ。

Chillingピーチ&ベリー

「Chillingピーチ&ベリー」の商品説明は、『とにかく癒しにひたりたいあなたへ。』ということ。

開栓して香りを嗅ぐと、爽やかなピーチの香りだ。

実際に飲んだ味は、かなり甘さが強いフルーティーなピーチミックス微炭酸飲料、酸味もそこそこ強く、全体的な濃い味感にはエナジードリンクっぽさがある。

ピーチをメインにしたフルーツミックス味にも少々のクセがあり、味だけで評価すると癒し・リラックスとはほど遠い炭酸飲料になる。

「美味い/不味い」で評価すると完全に美味い。

とくにエナジードリンク好きなら高評価するであろうリラクゼーションドリンクだ。

Chilling白ぶどう&ライチ

Chilling白ぶどう&ライチ
Chilling白ぶどう&ライチ,原材料,栄養成分表示

品名:10%混合果汁入り飲料(炭酸ガス入り)

原材料名:果実(ぶどう、グレープフルーツ、ライチ)、砂糖、GABA(γ-アミノ酪酸)、オリーブ果実抽出物/炭酸、酸味料、香料、テアニン、クチナシ色素

原材料原産地名:アルゼンチン製造(ぶどう果汁)

内容量:250ml

【栄養成分表示(1本250mlあたり)】

  • エネルギー 83kcal
  • たんぱく質 0.3g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 20.5g
  • 食塩相当量 0.3g

GABA:28mg

テアニン:90~250mg

引用元:Chilling白ぶどう&ライチ 250ml缶パッケージ

一息ついてまったりしたいあなたへ。

Chilling白ぶどう&ライチ

「Chilling白ぶどう&ライチ」の商品説明は、『一息ついてまったりしたいあなたへ。』ということ。

開栓して香りを嗅ぐと、ハーブとライチを混ぜたような癖の強さ...これは女が好みそうなお洒落アジアンな香りだ。

実際に飲むと、そこそこ甘く、そこそこ酸っぱい白ぶどう&ライチなのだが、そこにハーブっぽさが加わることで味わいもクセが強くなっている。

果実のコクは浅く、全体的に軽い飲み心地。

お洒落な女が『アタシ出来るお洒落女ですけど何か?』みたいな上から目線で飲んでそうなリラクゼーションドリンクだ。

Chilling白ぶどう&ライチは一息ついてまったり...ではなく、これから夜が始まるわよ!みたなイメージであり、リラクゼーション感はあまりない。

とはいってもハーブ感がある白ぶどう&ライチの微炭酸は美味い、こちらもエナジードリンク好きは高評価するはずだ。

Chillingレモン&グレフル

Chillingレモン&グレフル
Chillingレモン&グレフル,原材料,栄養成分表示

品名:炭酸飲料

原材料名:砂糖(国内製造)、果汁(レモン、グレープフルーツ)、GABA(γーアミノ酪酸)、オリーブ果実抽出物/炭酸、香料、酸味料、テアニン、着色料(ベニバナ黄、クチナシ)

内容量:250ml

【栄養成分表示(1本250mlあたり)】

  • エネルギー 63kcal
  • たんぱく質 0.3g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 15.3g
  • 食塩相当量 0.13g

GABA:28mg

テアニン:90~250mg

引用元:hillingレモン&グレフル 250ml缶パッケージ

すっきりリフレッシュしたいあなたへ。

Chillingレモン&グレフル

「Chillingレモン&グレフル」の商品説明は、『すっきりリフレッシュしたいあなたへ。』ということ。

開栓して香りを嗅ぐと、搾りたてレモンの香りがリアルに漂ってくる感じだ。

実際に飲むと、そこそこ酸味があるレモン&グレープフルーツの微炭酸飲料なのだが、果実の皮ごと搾ったような苦みのあるアダルトな柑橘系味になっている。

イメージ的にはレモンサワーに近く、ノンアルコールのレモン缶チューハイを飲んでるようなもの、リラクゼーション的な味わいではない。

「Chilling-チリン-」飲み比べまとめ

リラクゼーションドリンク「Chilling-チリン-」3種類を飲み比べた結果、味の面でリラクゼーションを感じられるものは無い...これが本音だ。

どれも一般的なソフトドリンクの味わいに一つ癖を加えたようなもので、それがエナジードリンクっぽかったりノンアルのサワーだったりハーブっぽかったりするのだ。

3種類とも味に特徴があり面白い炭酸飲料といった評価ができる反面、ひと癖あるドリンクが一般ユーザーにどれだけ支持されるかは微妙と思える部分がある。

つまり初回・初見で買う人は多くてもリピート購入率は低いのではないかと思う。