アサヒ飲料「カルピスソーダ シトラスと香るホップ」CALPIS SODA Citrus & Hop
ミックス柑橘ピールエキスとホップを使用したアロマ&苦みが決め手のカルピスソーダを実際に飲んだ感想と評価について
アロマ香る柑橘ピールエキスとホップの苦み「カルピスソーダ シトラスと香るホップ」
アサヒ飲料のカルピスブランドから2022年4月26日に発売された「カルピスソーダ シトラスと香るホップ」は、レモンとオレンジ由来の柑橘ピールエキスとホップを使用したアロマとほのかな苦味が特徴の乳性炭酸飲料だ(果汁1%)
カルピスソーダ シトラスと香るホップで使用されるレモンとオレンジ由来の柑橘ピールエキスとは、レモンの皮とオレンジの皮のエキスのこと、
ポップとは、ビールに苦味と香りをつける植物のこと。
つまりカルピスソーダ シトラスと香るホップは、カルピスソーダブランドにしては珍しい「苦み」をアピールした乳性炭酸飲料なのだ。
カルピスソーダ シトラスと香るホップの原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、レモン果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ミックス柑橘ピールエキス(レモンピール、オレンジピール)/炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、ホップ、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)
内容量:500ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 38kcal
- たんぱく質 0.2g
- 脂質 0g
- 炭水化物 9.2g
- 食塩相当量 0.06g
カルピスソーダ シトラスと香るホップPET500mlパッケージより引用
カルピスソーダ シトラスと香るホップへの評価をネット・SNSで調査した結果、「美味い/まずい」で評価が割れまくっている状態だ。
カルピスソーダらしくない味、苦いカルピスソーダ、新しいカルピスソーダ...と、何がなんだか分からない状態であり結局何味?といった疑問が残る。
ソフトドリンクでホップを使っているから好き嫌いが割れて当然だと思うのだが...
実際に飲んでみよう!
トニックウォーターのようなノンアルコール系カクテル風味のカルピスソーダ
カルピスソーダ シトラスと香るホップを開栓して香りを嗅ぐと、レモンの香りが強くカルピスソーダっぽい香りではない。
ホップが香るようなことはなく、あくまでソフトドリンク的な香りになっている。
実際に飲むとレモンとライムをブレンドした味をトニックウォーターで整え、最後にカルピスをぶち込んだような味に仕上がっている。
確かに「シトラス」の表現は的確であるものの、ホップ感やアロマっぽさはない。
「美味い/まずい」で評価すると美味いにはなるが、カルピスソーダっぽさが弱いので評価が割れて当然だろう。
甘いトニックウォーター好き、またはジントニックが好きな人にとってはノンアルコール感覚で飲めるカルピス系のカクテルとして楽しめる味のはず。
逆にカルピスソーダの味わいを期待している人にとっては「なんじゃこりゃ!」となるわけで、
甘酸っぱいカルピスソーダではなく甘苦いホワイトウォーターとして低評価になるはずだ。
つまり「カルピスソーダ シトラスと香るホップ」といった名前が誤解を招く表現なので、素直にカルピスソーダ柑橘トニックとすれば問題ないと思う。
僕としては「悪くない味」と高評価するもののカルピスソーダとして一般受けは難しいのかもしれない。