サントリー「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」CRAFT BOSS MILKY PRESSO Double White Latte
新語「コーヒーニューニュー」のCMで話題になった乳原料と植物由来の原料をブレンドしたペットボトルカフェラテを実際に飲んだ感想と評価について
乳原料と植物由来の原料をブレンドした新製法のペットボトルカフェラテ「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」
サントリー食品インターナショナル㈱からクラフトボスブランドの新シリーズとして2022年4月12日に発売された「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」は、
乳原料(乳製品)と植物由来の原料(大豆粉末)をブレンドする新製法「ハイブリッドニューミルク製法」で作られたカフェラテ(エスプレッソラテ)だ。
新製法のハイブリットニューミルク製法を用いる理由はミルクの満足感を増すため。
これは常温販売のペットボトル飲料においては使用可能な乳原料の量が決まっているため、要冷蔵10℃以下のチルドカップ飲料のようなミルクの満足感をペットボトルラテでは表現しにくい課題があったからだ。
だからパッケージに動物性の乳原料(ミルク)と植物由来の原料(大豆)を使っているのでESPRESSO WITH MILK AND SOYを記載しているのだ。
「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」の原材料名と栄養成分表示
品名:コーヒー飲料
原材料名:牛乳(国内製造)、砂糖、コーヒー、乳製品、大豆粉末、食用油脂/乳化剤、香料、カゼインNa、安定剤(増粘多糖類、CMC、セルロース)、酸化防止剤(亜硫酸塩)
内容量:300ml
【栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 51kcal
- たんぱく質 1.4g
- 脂質 2.2g
- 炭水化物 6.3g
- 食塩相当量 0.15g
クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテPET300mlパッケージより引用
クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテでは深煎りのベトナム産コーヒーを使用、100mlあたりのカフェイン量は約40mg(1本で約120mg)
コーヒーニューニューとは?
クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテの発売に合わせて、「コーヒーニューニュー」といった新語を連発するCMを流している。
これは制作チームが創作したオリジナル言語「ニューニュー語」と呼ばれるものだが、クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテのことを「コーヒーニューニュー」ともよんでいる。
謎の言語・意味となるニューニュー、
恐らくは「ハイブリッドニューミルク製法」「NEW」「乳(にゅう)」などに掛け合わせたものだと思う。
コーヒーニューニューのCMではブロガー出身から面白い系のインフルエンサーになっているARuFa氏が登場していのもネットで話題になった。
目にモザイクをつけた社会的信用ゼロの人間にも関わらず、サントリーさんの『ミルキープレッソ』というコーヒー飲料のCMに出演させていただきました
— ARuFa (@ARuFa_FARu) April 5, 2022
撮影中に全然関係ないキモい動きをしたら、何故か神木隆之介さんや杉咲花さんの横で披露することになりました pic.twitter.com/11gwDPf9tH
さらに軟式gloveのパークマンサー氏まで登場、登場人物をよく見るとかなりのカオス感だ。
油っぽいミルク感がないペットボトルカフェラテ
クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテを開栓して香りを嗅いでみると、ペットボトルのわりにコーヒーの香りがけっこう強い。
実際に飲むと甘さ強め、ミルク感強め、コーヒー感弱めのカフェラテだ。
深煎りのベトナム産コーヒーを使用することでミルクに負けない力強いコーヒー...とのことだが、実際のコーヒー感は弱くエスプレッソ感はあまり感じられない。
乳原料と植物由来の原料をブレンドしたハイブリッドニューミルク製法が醸し出すミルク感はなかなかグッド。
ペットボトルカフェラテの場合、どうしてもコーヒーフレッシュ(ポーションミルク)の油っぽさが強くでてしまうもの、それがクラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテには少ないのが特徴だ。
そうとはいってもクラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテの原材料には食用油脂・乳化剤・増粘多糖類・酸化防止剤といったコーヒーフレッシュの成分そのものが含まれているので油ミルク感はゼロではない。
ペットボトルカフェラテのミルク満足度を高めるための策なのは分かるが、クラフトボスブランドのコンセプトから離れたカフェラテのように思えるところだ。
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