サントリーの「クラフトボス ラテ」CRAFT BOSS Latte
太く透明なペットボトルにコーヒーといった注目のドリンクを味わう
「クラフトボス ラテ」はリニューアルされています
オフィスワーカーの新しい働き方に着目したクラフトボスラテ
現代のオフィスワーカーの働き方に着目したクラフトボス、それは時間をかけてゆっくりと飲むドリンクを想定したコンセプトがクラフトボスの特徴だ。
それもあってか第10回日本マーケティング大賞を受賞したのはドリンク好きなら知っている話だろう。
要は普段缶コーヒーを飲まない若者を取り込み新たな顧客を開拓したことが評価されたドリンクになる。
そんなクラフトボスのコンセプトは「やさしいコク」「澄みわたるコク」「手間を惜しまない作り」となっている。
また太いペットボトルに巻かれたパッケージは中の飲料の色をもデザインと化したお洒落なパッケージ。
「どれぐらい飲んだか」が一発でわかるコーヒードリンクはクラフトボスならではだろう。確かに通常の缶コーヒーではこうはいかない。
BOSSが浮き上がるオリジナルペットボトル
サントリーのBOSSシリーズ缶コーヒーは缶にボスのおじさんをエンボスで加工したような彫りのあるデザインだ。
そしてクラフトボスといえばペットボトル上部にブランドロゴであるBOSSの文字とおじさんの顔が立体的に浮き上がるオリジナルペットボトルになっている。
その優れたデザイン性からスーパーやコンビニでクラフトボス手に取って購入した人も多いだろう、控えめなデザインだがどこか優しさを感じる。
僕としては銭湯で飲むコーヒー牛乳の瓶をモチーフにお洒落仕上げにしたてのではないかと考えている。
このデザインはジブリ映画のワンシーンに出てきそうな軟らかさと優しさが感じられる素晴らしい仕上がりだ。新しい商品だが昔からあるような商品に見えてしまう。
クラフトボスラテは薄いコーヒー牛乳の味
クラフトボスラテの味を一言で表現してしまえば薄いコーヒー牛乳の味、これが分かりやすい味だと思う。
ただ薄いコーヒー牛乳の味と聞けばまずいと想像する人もいるだろう。
僕が考えるにクラフトボスラテを購入するにあたって通常のコーヒー牛乳の味を想像して購入した人はまずいと感じるのではないかと思う。
そうではなく、仕事中をしながらチビチビと時間をかけて飲む目的で購入した人にはちょうど良い薄さのコーヒー、しかもたっぷり飲めるサイズと感じると思う。
つまりクラフトボスラテは薄いコーヒー牛乳、甘くないコーヒー牛乳の味で間違いはないのだが現代のオフィスワーカーの働き方に着目した結果、仕事中にゆっくり飲む最適なコーヒードリンクとは
- 薄いコーヒー牛乳
- 甘くないコーヒー牛乳
これに気が付いたのがマーケティング大賞受賞の要因でもあると思う。
だからクラフトボスラテを「まずい」と評価する人もいるはずだし「ちょうど良い」と評価する人もいるはずだ。
僕の場合は風呂上りにクラフトボスを飲んで「まずいコーヒー牛乳だな!」との評価で当記事を書きながらチビチビと飲んでいたところ「これはアリだな」と評価が逆転した。
純粋にコーヒー牛乳が飲みたい人にクラフトボスラテはお勧め出来ない。しかし1~2時間程度のデスクワークのお供ドリンクとしては最高の存在だ。