ポッカサッポロ「ゆずはちソーダ」
高知県産ゆず果汁にハチミツを加えた柚子はちみつ炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について
高知県のゆず果汁を使った炭酸飲料 「ゆずはちソーダ」
ポッカサッポロから2022年10月3日に期間限定で発売された「ゆずはちソーダ」は高知県産ゆず果汁(JA高知市)にハチミツを加えることで、ゆずの爽やかな香りとはちみつのやさしい甘さが楽しめるゆず果汁率1%の炭酸飲料だ。
冬に旬を迎える柚子は高知県が生産量の50%以上を占めるゆずの産地であり生産量も日本一の存在、ゆずはちソーダの果汁はJA高知市のものを使用している。
高知県産のゆずとはいっても産地が色々とあり、冬に旬を迎えるゆずとなると黄玉とよばれる黄色いゆずのこと(青いゆずは青玉)
黄玉ゆずは青玉に比べて大きく、果汁を使ったものに適しているとされるものだ。
ゆずはちソーダが黄玉・青玉のどちらを使っているかは不明だが、パッケージデザインは黄色い柚子だから黄玉ということなのだろうか?
「ゆずはちソーダ」の原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、ゆず果汁、はちみつ/炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)、香料
内容量:410ml
【栄養成分表示(100ml当り)】
- エネルギー 14kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 3.5g
- 食塩相当量 0.04g
引用元:ゆずはちソーダ PET410mlパッケージ
ゆず炭酸の魅力はゆずの香りと味や苦み、それでいて爽やかな味わいの和柑橘といったところで甘さの調整がポイントになる部分がある。
甘すぎると爽やか感が弱まり、甘くないとサワーのようになるパターンが多いのだ。
ゆずはちソーダは蜂蜜を使うことでどのような味になっているのか、実際に飲んでみよう~!
ゆず皮の苦味をも表現したリアルな味だが...
「ゆずはちソーダ」を開栓して香りをチェックすると、ゆずの爽やかな香りがフワっと漂ってくる。心安らぐ和柑橘の香りだ。
実際に飲んでみると、ゆずの皮をそのままスライスしたような苦みをも表現した本格的なゆず炭酸だ。
ほどよい甘さがちょうどよく、ゆず味もしっかり付いた微炭酸仕立て、これは中々うまい...と言いたいところだがマイナスポイントも多い。
まずもってハチミツ感が弱く、ハチミツの甘さではな人工甘味料の甘さを強く感じてしまう。
この人工甘味料の甘さにより後味がイマイチ、嫌な甘さが残ってしまうのだ。
さらに人工甘味料の嫌な甘い後味とゆずの苦味が入り混じることで、後味がかなり悪くなっている。
口あたりや喉越し、ゆず皮にリアルな苦みなどがとてもグッドなだけに後味が残念すぎるのだ。
柚子を使ったドリンクは繊細な味を愉しむ要素もあるのでハチミツ味をもっと強くして人工甘味料を使わない仕様にして欲しかったと思う。