ソフトドリンクの鉄人

ドリンクレビュー専門の総合サイト

「山形パインサイダー」山形県でパイナップル?謎すぎるご当地ドリンクの由来や味について解説!

本ページはプロモーションが含まれています

スポンサードリンク

山形食品「山形パインサイダー」YAMAGATA PINE CIDER

南国の果実パイナップルへの憧れから誕生したと言われる山形のご当地サイダーを実際に飲んだ感想と評価について紹介

総合評価 甘さが強く酸味が弱いパイナップルサイダーです。
パイナップルが薄味なので、全体的に素朴な味わいのパイン炭酸、お土産や小話のネタに使えるドリンク!
  • 発売日:2012年
  • 希望小売価格:130円~150円(税込)
  • 内容量:250ml缶

山形パインサイダー

パイナップルなのに山形のご当地サイダー?「山形パインサイダー」

山形食品㈱から発売される「山形パインサイダー」は、懐かしさがある甘さとスッキリ後味のパイナップルフレーバー(無果汁)を強炭酸で仕上げた山形のご当地サイダーだ。

山形パインサイダー,パッケージデザイン

山形なのに何故パイナップルフレーバーをもってしてご当地サイダーなの?と疑問に思う人も多いはず、どう考えても南国フルーツを山形でご当地扱いにするには無理がある話だ。

※日本におけるパイナップルの生産量は沖縄がダントツで全国シェアは99.9%(2018年)

しかしこれはには理由があり、発売元の山形食品によれば発祥は昭和30年代と言われており、当時、山形ではなかなか口にできなかった南国のフルーツ「パイナップル」への憧れから誕生したとされている。

それが現在でも山形のソウルフード・ご当地サイダーとして人気がある...といった内容だ。

とはいえ2023年はインターネット時代であり、遠く離れた現地に直接行かなくてもご当地の特産品や食材などをネット通販買えてしまう。

東京にいたっては日本全国の食材が集まる場所であり、北海道産ホッケ~沖縄の海ぶどうまで買えてしまう状態だ。

それにしても山形パインサイダーは地名と果実のギャップが強く、『これは一体どういうドリンクなの?』と気になりまくる、飲んでみたくなるのも事実である。

「山形パインサイダー」原材料・栄養成分表示

山形パインサイダー,原材料名
山形パインサイダー,栄養成分表示

名称:炭酸飲料

原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)/酸味料、香料、紅花色素

内容量:250ml

【栄養成分表示(1缶/250mlあたり)】

  • エネルギー 105kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 26.5g
  • 食塩相当量 0g

引用元:山形パインサイダー 250ml缶パッケージ

「山形パインサイダー」の現物購入は山形県でないと難しい、売っていない....のが現状かもしれないが、当サイトはカルディコーヒーファームの店舗で現物を購入している。

それ以外ではネット通販が手っ取り早いはずだ。

素朴な味のパイナップルサイダー

山形パインサイダー,プルタブ,缶上部

「山形パインサイダー」のプルタブをあけて香りを嗅ぐと、パイナップルの香りがしっかり乗った南国感溢れる香り。

内容液の色は薄い黄色になっている。

実際に飲むと、パイナップル味は薄く、しっかり甘さがありつつも酸味が弱い。

炭酸の刺激は”強”ではなく普通のカスボリュームであり、素朴な味のパイナップル炭酸だ。

人工甘味料を使っていないので嫌な甘さが後を引くようなことはないが、それでも甘さが強いように感じる。

全体を通して「山形パインサイダー」を評価すると素朴で薄味のパインサイダーであり、特別のご当地感が感じられないのが本音だ。

それでも山形×パインといった商品名インパクトはかなりのもの、お土産や小話のネタとして使い勝手は良さそうな感じで、『それってどうなの?』系として話を広げるアイテムとして使えるもの、

お客とトークをする接客業の人や店舗はネタとして仕込んでおくのもアリなドリンクだ。