アサヒ飲料のウィルキンソン「タンサンティー」
紅茶フレーバーの炭酸水を深く味わう
強めの炭酸と無糖紅茶フレーバーの炭酸水「ウィルキンソンタンサンティー」
2019年4月16日より発売となったアサヒ飲料のウィルキンソン「タンサンティー」は刺激が強めの炭酸に紅茶フレーバーを加えた無糖の炭酸水、紅茶のコクと香りやスッキリとした後味で20代の女性をメインターゲットとしている。
炭酸水市場はスーパーやコンビニのドリンクコーナーでも急成長をする商品、大手飲料メーカーもこぞって炭酸水を発売しているもののフレーバーの無い普通の炭酸水は味ではなく価格勝負で売れ筋が決まっているように思える。
しかも最近では自宅で自分で簡単に炭酸水が作れてしまうしかも500mlあたり約18円の強烈なコストパフォーマンスなソーダストリームの登場により大手飲料メーカーとしてもフレーバー炭酸水に力をいれたくなるのも分かる話だ。
炭酸水が簡単に自分で作れる500mlあたり約18円 【ソーダストリーム公式サイト】 |
ではフレーバー炭酸水はどうか?となると大手飲料メーカーが激しいシェア争いを行っている真っ最中でありウィルキンソンタンサンティーもその一つと考えて間違いないだろう。
炭酸水の飲み方はそのまま飲むもよし、何かと割って飲むもよし、食事のお供として飲むもよし、と飲むシーンを選ばないドリンクだ。そしてウィルキンソンタンサンティーは食事との相性もピッタリとアピールしている炭酸水なのだ。
しかし炭酸水は後味に苦味があるのが特徴的なドリンク、その苦味を感じさせない様にフレーバーを加えたり強炭酸にしてみたり...と炭酸水の後味である苦味についての答えはまだ出ていないように思える。
僕の予想では炭酸水の後味を飲み手に満足させた炭酸水こそがシェアを獲得するのではないかと考えている。
ウィルキンソン「タンサンティー」の原材料名と栄養成分
原材料名
水/炭酸、香料
栄養成分表示(100ml当たり)
- エネルギー0kcal
- たんぱく質0g
- 脂質0g
- 炭水化物0g
- -糖類0g
- 食塩相当量0g
ウィルキンソン「タンサンティー」500mlペットボトルより引用
炭酸水とは基本的に水と炭酸なのだから原材料も成分もへったくれもない。
逆を言えば体に悪い要素は何もなく、炭酸で腹を膨らませる小腹満たし効果があると考えればダイエット中の人にとって嬉しいドリンクだ。
強い炭酸が舌を刺激!あまり苦味を感じない後味のタンサンティー
ウィルキンソンタンサンティーのペットボトルキャップを開けると封じ込められたガスが勢いよく飛び出す、これは強い。
香りは薄い紅茶となっておりドリン
ク感は極小といったところ、あくまで炭酸水に拘っているように感じる。
タンサンティーをひと口飲んでみると強い炭酸が舌を直撃、かなり強い刺激に若干の酸味が感じられるのがポイントだろう、肝心の紅茶味はほとんど感じられないが紅茶の香りは口の中に広がるようになっている...さすがウィルキンソンブランドだ。
炭酸水の味の決め手は後味、後味の苦味が強いとまずい炭酸水になってしまうのだがウィルキンソンタンサンティーは後味の苦味は少ないほうだ。
だからといって「うまい」とは言えないもののフレーバー無しで苦味のある炭酸水よりはマシな味、食事にあうかどうか?については何とも言えない。
炭酸のキメは荒く、炭酸が抜けるスピードも早いのでチビチビ飲むには合わないと僕は思う。
ダイエット中の小腹満たし効果を期待した炭酸水としては十分に満足できる炭酸ガス圧、とりあえず水と炭酸で腹は膨れる効果はあるので食べると太る時間帯にウィルキンソンタンサンティーを飲んで誤魔化すことは可能だ。
そんな風に、僕は思う。
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